*LUNCH TRIP とは*

2か月に一回、ランチしながら旅しちゃおう!
都内の異国料理レストランを巡って、その国にいったことのある方のガイドでその国に思いをはせ、ちょっとだけ詳しくなります☆
「旅という非日常は、日常を変えられる!」と信じるCrew:ami,なぁほ,きょうこ,まさが、Passengerたちの素敵な旅をお手伝いします。

"Lunch Trip" is a social lunch group to enjoy many different cuisines in Tokyo. We travel around the world by having lunch and sharing stories of someone who has been there. Ami,Naho,Kyoko as Lunch Trip Crew would like you passengers to enjoy great trip.
Ready to come with us?

2012年9月30日日曜日

LunchTrip to Hawaii "山下マヌーさんと見る 本に書けないハワイ"

Dear  LunchTrip Passengers,

Aloha!  
台風直撃の今日、LunchTripではハワイ便を行いました。
実は、ハワイ便は2008年10月にも一度行ってるんです。
その時は私Amiが初ガイドをしました。実は私も「ハワイはパラダイスだけではない、現地の友人達にとって憂鬱なワイキキ」というガイドプレゼンを作りました。
そして今回LunchTripガイドをお願いしたのは、なんと作家の山下マヌーさん!49の著作を持ち、300回以上の渡航回数をもつ著名な旅行作家さんです。

それでは、プログラム説明へ!ところどころに、アンケート結果を

①LunchTrip説明

どうしてLunchTripを始めたのか、わたしたちは異文化理解のコーディネーターとしてどうしていきたいのか、などをお話しました。

②ランチ!


ロコモコ、ポテト、ロミロミ、ポキ、マンゴーサラダ。
こちらレストランtsunamiのハワイアン料理は本場のハワイアンというよりも、少し日本人にあわせたようなハワイアンでしたね。
でもお味はGOOD!皆さん満足されててよかったです^^




③ガイドスピーチ「本には書けないハワイ」

期待を裏切らない綺麗な景色。あたたかに迎えてくれる海と、いつもにこやかな人々。そんな写真を後ろに流しながら、マヌーさんのお話は始まりました。
「本には書けないハワイ」の副題は、”犠牲の島々ハワイ諸島”。
表立っては輝いて見えるハワイの犠牲の部分を、30分でお話しいただきました、

事前に堤実果著「貧困大国アメリカ」をお読みになった方は、その一端をハワイがになっていることがとてもよくお分かりになったかと思います。
●歴史
-移民政策をとった理由
-日系人が入ってきた頃、日系人差別との戦い
-アメリカ唯一のお城とは

-アメリカに併合された時
●食
-フードスタンプでもらえるのはジャンクフードに偏りがち。
●教育

-教育費をカット→先生を首にする→週四日学校に→親も週四日勤務に。。繰返し?
-カメハメハスクールとは、ハワイの血が入ったひとたちだけ
●言語
-ハワイ語を話せる人たちは極めて少ない
●地元の方へ入るお金のシステムについて
-野菜を地元で作ろうとしている、ローカルのABCストアは地元の人出身の
-観光業で地元にお金を落ちるのか
●NYのホームレスがハワイに送られている
●ハワイの人は半数以上がこの島をでたいと答える

などなど、これはごく一部ですが
皆さんがイメージするハワイの本当の部分をお話いただきました。

質問も3−4つでましたね。さすがPassengersのみなさん、鋭く良い質問をたくさんされていました。

Passengers事後アンケートより:

④ワークショップ

LunchTripでは、ただ講演やスピーチを聞くだけではなくて、必ずワークショップを行い自分たちでそれを考えて口から出す時間を大事にしています。

今回は、グループディスカッション。

「あなたがハワイの州知事だったら、このような現実のあるハワイを、どうクリエイトしていく? お金も時間も関係なく、夢のあるアイディア募集!」

として各班自由にお話いただきました。


発表!

⑤集合写真

旅にきたら、最後に集合写真、撮るでしょう!ということでぱちっ




今回はいつもに増して、全然足りない搭乗時間でしたねー><

その晩、PassengerのK君は、facebookにこのようにアップデートしてくれました。



Crewコメント

私たちが少しだけ心配していたのは、LunchTripにきてハワイのネガティブな問題を知った事でハワイに行きたい気持ちが下がるのでは、ということ。
でも、私は自身は恐らく大丈夫だと思います
ハワイの観光政策が、”その国の輝かしい部分や非日常のリゾート”をプロモーションすることから、”ありのままの、問題含めたその土地らしさ”を出す観光政策に、変わるべきだと思っているからです。

ハワイの場合、観光地化していて便利できれいな土地というイメージが強すぎて、
旅行好きの人には魅力がなくなっている一面もあると思います。
だから敢えてここで、自分たちが抱える問題を見せるというのも、
一つの手なのではないでしょうか。


頭のいい消費者達はリゾートの裏には現実があることもわかっているし、
今回のPassegersのように問題があればそれも解決しよう、という意気込みをもつことで、逆にハワイに行きたいと思う人も増えるではないかと思うのです。


Mahalo--------!!!!!!




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