*LUNCH TRIP とは*

2か月に一回、ランチしながら旅しちゃおう!
都内の異国料理レストランを巡って、その国にいったことのある方のガイドでその国に思いをはせ、ちょっとだけ詳しくなります☆
「旅という非日常は、日常を変えられる!」と信じるCrew:ami,なぁほ,きょうこ,まさが、Passengerたちの素敵な旅をお手伝いします。

"Lunch Trip" is a social lunch group to enjoy many different cuisines in Tokyo. We travel around the world by having lunch and sharing stories of someone who has been there. Ami,Naho,Kyoko as Lunch Trip Crew would like you passengers to enjoy great trip.
Ready to come with us?

2015年7月11日土曜日

「食を通して日本を紹介しよう」~マダガスカルを知る・交流する旅~


Dear Passengers,

シルバーウィークはマダガスカルに行きませんか?
今年もツアーを企画しました。
「食を通して日本を紹介しよう」~マダガスカルを知る・交流する旅~
暦の並びが良い2015年だからこそ、普段なかなか行けないところに行くチャンスです。

なぜマダガスカルなのか?含め、ツアーの詳細はこちらから
http://jeps.co.jp/tours/africa/lunchtrip_madagascar.html

LunchTripだからこそのコンテンツが盛りだくさん!
・現地で40年に渡り活動する助産師・シスター牧野を訪問したり、
・あと数十年で見られなくなるという神秘の木・バオバブ並木や絶滅危惧種のいきものたちをみたり、
・日本語の授業をしている小学校を訪問し、寄付及び特別授業をしたり、
・食を通して日本をしってもらう「日本便」をしたり・・

是非お気軽にお問い合わせください。お待ちしております!

We are having a REAL tour to Madagascar in the coming Silver week in September!

You are all welcome to join us, let's go together and have a lunch trip in Madagascar!
"Let's introduce Japan to Madagascar  through foods -a travel to discover, meet, and be friends with Madagascar-"

We'll have a long national holiday in September and we think it would be a very good chance to travel somewhere far and you can hardly visit usually.

Why Madagascar??
Please visit the link below, here is the detailed itinerary and mission of our trip!
 http://jeps.co.jp/tours/africa/lunchtrip_madagascar.html
 *in Japanese

This tour is the "Lunch Trip" original with lots of special contents!
-having "the Lunch Trip to Japan", cooking and introducing Japanese culture to the local people (they don't have any Japanese restaurant in Madagascar!)
-visiting baobab tree sites and meeting unique animals that are all in a serious danger of extinction
-visiting Sister Makino who works as a midwife in Madagascar for 40 years and learning her activity and the situation of poverty of children
-having a special class in a local elementary school and introduce Japanese culture
-tasting a very fruity Madagascar chocolates....     And etc. and etc.

Please feel free to contact us to ask any questions and details!
We are looking forward to having this special trip with you!

2015年7月10日金曜日

6/27 ~世界ふしぎ発見! ミステリーハンターと行く~ LunchTrip シベリア便 (後半)

こんにちは。Crew の Chappy です。
2015年6月27日、エシカルコンシェルジュでフリーアナウンサーの末吉里花さんガイドの LunchTrip シベリア便を開催しました。
ミステリーハンターをされていた末吉さんによるシベリア便。色々な発見のあるフライトでもありました!

前半はこちらから・・・


ガイドの末吉さんとシベリア便Crew Yoko、Naho、Harumi、Chappy


★お待ちかね Lunch Time
シベリア料理を知っている方はあまりいないかと思いますが、実はロシア料理とほぼ変わらないと言われています。
ピロシキのお肉が馬肉だったり、凍った魚を薄く切ってルイベのような感じで食べたり、そのくらいの違いはあるようですが、あまり大きな違いはないようです。

そんなこともあり、今回も、以前お世話になった「カフェロシア」さんによるお料理。
ボリュームたっぷりで美味しい料理に、パッセンジャーのみなさまもご満悦の様子。

ハバロフスク出身のシェフによる、お料理紹介もありました。


イケメンシェフによる故郷のお話中・・・

メニュー 品数多いです!

サラダ「毛皮にコートを着たニシン」


サーモンのパンケーキ包み


きのこのマリネ


ボルシチ


ピロシキ


シベリア水餃子「ペリメニ」


ビーフストロガノフ


りんごのケーキ


バラのジャム添えロシア紅茶



★ミステリーハンターという仕事を通じて・・・
後半は、末吉さんが訪れたペテンキオス村も含め、シベリアで問題になっていることのお話。
さきほど、マンモスの骨が多く発掘できたというお話がありました。
マンモスの骨が出れば、マンモスハンターの収入も増えますが、一方でそれは喜ばしくないことの影響でもありました。

地球温暖化、これが今、永久凍土に住む彼らの生活を脅かすものとなっているとのことです。
村に住む方の家も傾いてしまうほどとけてしまい、住むところを追われて都会に移り住んでも仕事がなく・・・

地球温暖化の影響は都会に住む我々の生活はすぐに脅かされることはないものの、こういった「辺境」には既に影響が出ている。シベリアだけでなく、様々な「辺境」を訪れている末吉さんですが、ミステリーハンターという仕事を通じてこのような事実に気づきました。
これも、フェアトレードの推進やエシカル協会などのお仕事につながっているようです。




★パッセンジャーのみなさまより・・・
今回のフライトで、パッセンジャーのみなさまの新たな発見、印象に残ったことをご紹介します。

・永久凍土という言葉と、温暖化の影響が出ている現実との相違がよく分かって、ワークショップの流れで考えさせられることが多かったです。

・ヤーク馬を生きる為に全て有効に使う。

・過酷な環境でも日々普通に過ごしている事に感心した。
文明の謳歌が北極海のきわの小さな村の家を傾かせているなんて想像もしてなかったです。
この話を聞けただけでも来てよかった!

・世界は繋がっているを目の当たりにした。

・大量消費社会の裏側について意識するきっかけをもらえた。

・その国を知るだけでなく、日本で何ができるかを考えたのは今回が初めてかも知れない。


今回のフライトでは、前半・後半に考える時間と話す時間を設け、特に問題にフォーカスした形のワークショップを行いました。


旅の始まりは、こちらのお題から・・・

末吉さんのお話もわかりやすく、そして、みなさまも自分の事として考えることのできた時間だったかと思います。パッセンジャーのみなさまの学びにつながったこと、とてもうれしいですね!





★シベリア便を終えて・・・
今回のガイド、末吉 里花さんにインタビューしました!

= LunchTrip に搭乗してみていかがでしたか? =
参加してくださったパッセンジャーの皆さんの好奇心旺盛な「知りたい」、「学びたい」意欲が強くて、私の一言一言に耳を傾けてくださったことに感激しています。私自身とても楽しむことができましたし、刺激を受けました。クルーの皆さんの格好も素敵でした!

= 「世界一寒い場所」に、初めて足を踏み入れた時の印象や感想を教えてください。=
私たち日本人とよく似たヤクート人に迎え入れられて驚きました。言葉はまるで通じませんでしたが、彼らの笑顔が温かくて忘れられません。そこでの暮らしは、日本での生活とまるで違いました。自給自足の生活はとても豊かで、寒い冬を生き抜く知恵が代々伝えられている様子を間近で見ることができて幸せでした。

= シベリアに行かれてから、印象はどのように変わりましたか? =
おそらく冬に行っていたらまた印象が違ったと思いますが、夏に訪れたシベリア、ペテンキオス村はのどかな草原が広がるとても美しい場所でした。ほとんど旅人が訪れない場所なので、人見知りをする人たちだと思っていましたが、実際はとても優しくて、冗談も言ってよく笑う人たちでした。

= パッセンジャーのみなさまにひとこと =
シベリア便、いかがでしたか?!地理的には日本から近いようで遠い場所ですが、私たち日本人はヤクート人と似たDNAを持っていると思います。きっと彼らに会ったら、ペテンキオス村のことが大好きになるはずです。この村まで行けなくても、シベリアの旅、ぜひ実現してください。今までにない発見があるはずです!



みなさま、いかがでしたか?
旅は時に、私たちに大切なことを気づかせてくれることがある。
そんなことを改めて感じたフライトでした。

ご搭乗、ありがとうございました♪

6/27 ~世界ふしぎ発見! ミステリーハンターと行く~ LunchTrip シベリア便 (前半)

こんにちは。Crew の Chappy です。
2015年6月27日、エシカルコンシェルジュでフリーアナウンサーの末吉里花さんガイドの LunchTrip シベリア便を開催しました。
ミステリーハンターをされていた末吉さんによるシベリア便。色々な発見のあるフライトでもありました!


今回の会場は荻窪の「ジュノン」です♪


★ シベリア便ができるまで・・・
末吉さんとお会いしたのは、ちょうどシベリア便の1年くらい前。とあるイベントでお会いしました。
世界ふしぎ発見のミステリハンター、70か国以上を訪れている・・・ 
きっと私たちがなかなか行けないようなところも行っているんだろうな~
ぜひその辺のお話をきいてみたい!
そんな思いで末吉さんにオファーしたところ、LunchTrip のコンセプトに共感いただき、快く引き受けていただいたのでした。ステキすぎな出会いに、心躍る私♪

ちなみに、そのイベントで心に残った末吉さんのコメントは、
“Happy”の語源は “Happen”

行動しなければ、幸せは訪れない。
何かアクションすることが大切。

数多くの国を訪れた末吉さんですが、シベリアでのご経験も、末吉さんの「今」の活動につながっているものなのでした。

末吉さんと打ち合わせ中の一枚・・・


★ そもそも「シベリア」って・・・?
シベリア。
よく聞く言葉ですが、どの辺にあるのか詳しく知っている方はどのくらいいるでしょう?
一般的には、ロシア連邦、ウラル山脈の東側からユーラシア大陸の東端あたりまでが「シベリア」と呼ばれています。
ヨーロッパに行くときに見える、飛行機の窓から眼下に広がる白っぽい土地。そこがシベリアですが、飛んでいるときはほとんどその風景なので、シベリアの大きさがよくわかるかと思います。

シベリアと言えば、お菓子の「シベリア」もありますが、シベリアとの関連性はよくわかっておりません。



★ 世界で一番寒い村??
とっても広いシベリアですが、今回は「サハ共和国」にあるとある村の話です。
モスクワからサンクトペテルブルグ、ヤクーツクに行き、プロペラ機でバタガイという町へ、そこから車で十数時間、北極海に近い「ペテンキオス村」という小さな村が今回のフライトの行先でした。
北極海には、大きな川がいくつか流れていますが、ペテンキオス村はヤナ側のそばにあります。

「さて、ここでクエスチョンです!」
ペテンキオス村が最低何℃になったことがあるのか?、おなじみのクイズもありました。



★世界ふしぎ発見で・・・
世界ふしぎ発見のミステリーハンターとして活躍されてる末吉さん。
村には、マンモスの発掘のために行きました。

発掘されたマンモスは、骨の状態だったり、牙が出てきたりという印象がありますが、足の方に毛がフサフサに生えた状態で、今にも起き上がりそうな状態の赤ちゃんマンモスもあります。
博物館に展示されている赤ちゃんマンモスは、ほぼ原形の状態でした。

これがマンモスの赤ちゃんです!

向かう途中には、極寒の中を旅する旅人の安全を祈る神社のような建物がありました。
極寒の中の旅は、生きるか死ぬかの戦い、命がけで旅をします。
また、身の回りの色々なものに神が宿っていると考えられているようです。

お家のペチカと呼ばれる暖炉には常に火が。
その暖炉から管を伝って、家の各部屋に暖気を送っています。
こちらも「火の神様」を祭るという意味があり、常に絶やさずにつけておきます。

その他、キッチンのお話、滞在中いただいた料理のお話など、現地の方の生活についてお話いただきました。


★日本人?
末吉さんがお世話になったホストファミリー方々、顔がとても日本人に似ています。
ふしぎ発見で行かれたのだから、きっと芸能人のどなたかなんだろう・・・そんなふうに見えるくらい、日本人っぽいお顔をしていました。


みなさん、半袖着ていらっしゃいますが、気温は「0℃」。
日本だと冬でも本当に寒くならない限りこの気温にはなりませんが、彼らにとっては「夏」なのですね。


★男性がいない!?
夏に訪れた村には、男性が1人もいませんでした。
みんな冬の準備のため、狩りに出かけてしまうためです。

女性たちは、毛皮の靴やコートを作ったり、保存食を作ったりします。
みんなで冬を越すために、夏のうちに準備をしていたのでした。

毛皮のコート。何だかかわいいですね♪


★マンモス発掘へ・・・
ヤナ側沿いにある崖の地層は永久凍土ですが、夏になると氷が解けだしてマンモスの骨がむき出しになります。川を下り、マンモス発掘へ!
大昔に生きていたマンモス発掘というと、とても大変そうなイメージがありますが、氷が解けだした地層からは結構な数のマンモスの骨がみつかりました。

現地には、マンモスハンターという職業があり、大きな牙を見つけると結構な収入になります。
 
マンモスの牙。さすが大きいです!! 



comments