*LUNCH TRIP とは*

2か月に一回、ランチしながら旅しちゃおう!
都内の異国料理レストランを巡って、その国にいったことのある方のガイドでその国に思いをはせ、ちょっとだけ詳しくなります☆
「旅という非日常は、日常を変えられる!」と信じるCrew:ami,なぁほ,きょうこ,まさが、Passengerたちの素敵な旅をお手伝いします。

"Lunch Trip" is a social lunch group to enjoy many different cuisines in Tokyo. We travel around the world by having lunch and sharing stories of someone who has been there. Ami,Naho,Kyoko as Lunch Trip Crew would like you passengers to enjoy great trip.
Ready to come with us?

2011年12月14日水曜日

宮城旅、インタビューで探り出す、いまのニーズ☆


こんにちは☆
本格的に寒くなってきましたね!
クリスマスも直前だし、イルミネーションに鍋に冬を満喫していらっしゃいますでしょうか。
前回仙台 石巻 鮎川にいってきめたことを書きましたが今回はそこで聞いてきた話を一挙公開です。
なるべく大人数の方から話を聞こうと、1時間くらいずつインタビューして着ました。
震災から9ヶ月たった今の、宮城の方々のお言葉、そしてわたしたちが見てきたことをお伝えします。

仙台ボランティアセンター
・みなし仮設住宅という、自宅が壊れたのでアパートを借りている人たちがいるが、バラバラなので支援がいき渡らない。
・仙台市内と沿岸部で沿岸部にスポットライトがあたるため、仙台の被害状況はとりあげられにくい。
・初期のように炊き出しなどで「与える」だけではなく、例えば、料理とか携帯の使い方とかの自立支援が必要となっている。
・パソコンを教えますよ、ではなくて、好きな演歌歌手をyoutubeでタダでみれます、というと人が集まる。そこから市役所のだす最新情報なども手に入れられるようになる。
・震災で共働きになったり、奥さんがいなくなったりしたから、必然的に家のこともやる必要が出た
・「男の料理教室」を要求されている(炊飯器の入れ方がわからない人もいる)
・海外のボランティアは少数だが継続的にきている
・被災の度合いが違うから被災を共通項として話せない。
例えば、ある人は家をなくしていて家のある人を羨ましいというがその人は家族をなくしている、など。
・共通項として楽しいことあったほうがいい
・ソニーミュージックが祭りをしていた。係の人はハッピきて、子供たちを楽しませた。子供が笑顔になると大人も笑顔になる
・今ではデータベース化してボランティア情報を週一配信している。ニーズと「できること」がマッチングしやすくなった。
・仙台の人は海外への興味が、東京大阪名古屋よりも少ないかもしれない。国際線直行便が少ないから。
石巻から鮎川のバスの運転手さん
・ボランティアの数は、当初はたくさんいた。今は土木関係者。女川町の原発関係の人がきている。
・震災特需。
・ダンプカーで沖縄から出稼ぎにきている。
・がんばっぺ、津波にまけねえぞ石巻、と書いてあるけど心のなかではみな参ってるのでは。
・津波は街をさらっていった。車はおもちゃみたいだった。
・百年に一度しかこないとはいうけれど、そんなもんわからない。すぐにくるかもしれない。
・道中地割れはたくさんある、地割れした箇所は、白でマーキングされていた。
・震災後はバスで暮らした  帰れたのは一週間後
・バスの出先で地元に人に高台に逃げろといわれて助かった
見た目はたっていても中身は使い物にならなくて出て行ってしまった家がたくさんある
・イオンとヨークベニマル、洋服の青山がまとまって新設されていた。青山は葬式需要か
・大きいパチンコ店が立て直されていた。逃避欲求が大きいのか?
ホテルオーナー
・お客様は女の人が全然いない。従業員の人くらい。
・ホテルの周りに何かあるか聞いたときに、応えてくれなかった。元々金華山の目の前なので観光地だったが崩壊した模様。
・ホテルはずっと先まで満室。
・土木の人は数ヶ月先までいる。
・鮎川は壊滅状態だった。だから、1時間や2時間に1本のバスでも人がいない。人が、乗ってきたのは、計2人途中から。1人パチンコ帰りの男性のみ。
感想を一文で
・ニーズが変化していることは予想できが、どう変化しているのかを聞いてはっとした。(あみ)
・考えることもたくさんあったし、実感したこともいっぱい。見なきゃわからない。百聞は一見に如かず!(なほ

2011年12月7日水曜日

仙台、石巻、鮎川にいって決めたこと


先週末、Crewナホアミにて、宮城に旅行してきました。
仙台、石巻、そして牡鹿半島の先にある鮎川という場所へ。鮎川は震源地に一番近い陸ともいわれています。
元々の目的はリサーチ&ボランティア&旅行。

でも、ざーざーぶりの雨だし、私は寝坊するし、ナホのとってくれた宿はなんと石巻から1.5時間。つまり、仙台から3時間。とおっ!笑
そしてなほは日曜昼石巻を出なくていけないことになり、今回の目的はリサーチに切り替えました。
私は5月にボランティアにいってるけど、そのときときっとニーズも違っているはず。
それを知りたかった。
そしてこの段階で自分たちが出来ることは何かを確かめにいってきました。

で、結論からいうと来年2月にイベントを企画します!
なぜなら、仮設住宅やみなし仮設で生きる人たちにとって、外部からのイベントでのコミュニティ再生が求められている、と聞いたから。
ただの炊き出しだと、食べながら話すトピックがやはり震災被害になりがち。
被害の大きさが違うことで妬みの感情がうまれてしまうそう。
だからこそ、みなが楽しみを共有できるイベントが求められているとのこと。
そして、食で言うならば男性の料理、情報系で言うならば携帯の使い方など、初歩的な技術を支援することが求められているそうです。

ここで、LunchTripができることは?
みなさんもう想像がつくかしら。
もうすこし詰めてから発表しますね^-^





http://www.blogger.com/blogger.g?blogID=9221744512583385892#editor/target=post;postID=4162238526801904659" num_posts="2" width="500">

2011年11月3日木曜日

LTモンゴル便 写真

本日、参加された方、ご参加いただきありがとうございました。
さっそく、LTモンゴル便の写真をUPします!



2011年10月28日金曜日

LUNCH TRIP モンゴル便のご案内

こんにちは、すっかり秋になってきましたね。
LunchTripモンゴル便のお知らせです!

*LunchTripとは
2か月に一回、「ランチで世界を旅しよう」というコンセプトで作ったグループです。異国料理レストランを巡って、その国にいったことのある方のガイドでその国に思いをはせ、ちょっとだけ詳しくなります☆
「旅という非日常は、日常を変えられる!」と信じるCrewsが、旅好き、食好き、そしてそこから学ぶのも好きなPassengerたちの素敵な旅をお手伝いします。
http://www.lunch-trip.com/

今回は、中国、エジプト、フィンランドに続き母国を語るシリーズ!
現在はリクルートで活躍するボルドマーさんが、母国モンゴルについてガイド(プレゼン)を行います。
モンゴルに興味がある人、旅好きな人、海外の料理に興味ある人が集うランチトリップ、ぜひお越し下さい。

●日時:2011/11/3 12:45-15:30(仮)
●集合:JR両国駅東口改札前
●旅先レストラン;ウランバートル
http://www.mongol-ryogoku.com/
東京唯一☆モンゴル料理専門のレストラン。
●旅費:2500円(コース料理、店内貸切、モンゴルガイド付)
●旅の準備:モンゴルについて少しだけでも下調べすると、よりお楽しみいただけます。

●エントリーはこちら!:http://enq-maker.com/5EW4NZP
●旅申し込み第一次締め切り:10月31日(日)

2011年10月16日日曜日

大阪初開催!クロアチア便レポート 

本日大阪初開催のLunchTrip クロアチア便は、びっくりするぐらいの大成功で終わりました。
 OSAKA PASSENGERSのノリのよさは半端ない!
全員ワインはいりました笑

クロアチアの服をまとったガイドの素敵なプレゼンによい、
最後は輪になり、みんなが10秒ごとに感想を言うという大原君らしいスタイルでした

元々この会に疑惑をいだいていたと思われるレストランマスターには、
 なんと「体の不調からレストランを閉じることを考えていたけれども今日のLUNCHTRIPで考えを改めようと思った」とまで言われました!驚
3年間やってきてここまで言われたのは初めてです。
知識たっぷりのアーティストシェフがいる素敵なお店です。
みなさんもぜひ新町モストへいってみてくださいね。


新町モストはこちら!
http://r.tabelog.com/osaka/A2702/A270201/27053490/






2011年10月10日月曜日

Москва-не Россия



プリヴィエット!

Passengerの小泉献子です。


モスクワでは最近、というか9月に入ってからほとんど毎日「曇り時々雨」みたいな天気なので、たまに晴れると嬉しくて公園にでも行きたくなります。

ロシア語を習い始めたとき、かなり始めの方で「散歩する」という動詞が出てきて、「なんだか実用的じゃないな」と思ったのを覚えていますが、まさか自分がこんなに散歩を欲するとは思ってもいませんでした。гулять結構よく使います。笑

今は「黄金の秋」と呼ばれる紅葉の季節で、すごくきれいなのですが、紅葉狩りに行くと衝撃的な女性の姿を目の当たりにします。

これは、「美しくみせるための装飾」らしいのですが、子どもや男性ではなく、ロシアの美女が冠って歩いてる姿は何ともインパクト大です。



ところで、先日Amiから「プーチンについて若者がどう反応してるのか知りたい」というムチャぶりをされまして。

仕方なく、周りの人々に聞いてまわったところ、まぁ初めからなんとなく分かっていたのですが、人それぞれ、でした。。。

しかし政治にほとんど関心がないという人も多かったです。日本と似たような感じかな。

でも、ロシアは不便な事や問題も多いので、社会的な満足度というか、状況は大分違うと思います。

そんな中で、前向きなのかあきらめてるのかよく分かりませんが、難局?を普通に乗り越えて生活しているロシア人が私は好きです。笑

前に、豊かな福祉国家のイメージのあるフィンランドのマティ君が、「今フィンランドの若者にとって政治はsexyなtopicだ」と言っていましたが、色々考えてしいまいますね。



ロシアの社会問題について話をしていると、モスクワしか知らない私に、みんな口を揃えて「Москва-не Россия(モスクワはロシアじゃない)」と言うので今回のタイトルにしてみました。想像できる範囲の地域格差なのかどうか分かりませんが、話を聞く限りでは、生活は大きく異なるようです。


では、ダフストリーチ!

2011年9月26日月曜日

LUNCHTRIP TOGO便 レポート


秋も大分深まってきましたね。

9月4日(日)に開催された、LUNCH TRIP TOGO便のご報告です!
大変遅くなり申し訳ありません。


9月4日(日)に浜松町にあるアフリカ料理レストランカラバッシュにて、LUNCH TRIP TOGO便が開催されました。

レストランはとってもおしゃれ!

本日のメニューは
アボカドサラダ、オゾ、アロコという揚げ物、オクラシチューとフーフー、チキンヤッサ
ガイドのみかさんと現在ブルキナファソにいっているちょうちゃんのチョイス。数種類のアフリカ料理を堪能しました。
こちらは、フーフー。ヤムイモの粉を練り上げたお餅のような料理です。オクラシチューにつけて食べます。フワフワで今まで食べた事ない食感。とてもおいしかったです。

レストランカラバッシュの社長、熊澤さんが料理の説明をしてくださりました。


そして、今回TOGO便のガイドをしてくれたのは、H.I.Sやソフトバンクなどの企業のスポンサーを得て、世界中を旅していた藤沢実果さん。とっても笑顔が素敵で魅力的な女性です!

世界一周旅行の中で最も印象に残った国、TOGOの話をしてくれました。
2度行った事があるというTOGO。一度目は大学生のとき、そして、今回の世界一周の際に。
友人に再会する嬉しさの反面、「○○は元気?」と聞く事の恐さを実感したとのこと。
なぜなら、8年ぶりに訪れた村で、誰かが亡くなってしまっているかもしれないから。
死が身近にあるからこそ大切な人がちゃんといる、そのありがたさを感じたそうです。
TOGOの事情も含めて話してくれました。

その中で再認識した、みかさんの幸せの三原則でプレゼンは締めくくられました。
①おいしいものを食べること
②大好きな人たちと一緒にいること
③心に余裕があること

ワークショップでは、みかさんの幸せの三原則をもとに、自分の幸せを感じるときについてチームで共有しました。

最後に参加されたみなさんと店長さん含め写真を撮って終了。
カラバッシュさん、みかさん、参加されたパッセンジャーのみなさん、ありがとう!
次回のLUNCH TRIPもお楽しみに!


★レストラン情報★
アフリカ料理カラバッシュ 浜松町の金杉橋方向出口より徒歩90秒
URL:http://www.calabash.co.jp/
TEL:03-3433-0884

★みかさん情報★
世界一周の話が載っています!
http://his-j.com/tyo/special/chuntari.htm


2011年9月10日土曜日

Togo便アンケート結果

アンケート回答ありがとうございました。

問の中のいくつかと回答をご紹介しますね。
問;本日のイベントに参加される前のトーゴの印象を教えてください。
-Africa -アフリカにも行ったことがないので、正直イメージすらできませんでした。
-ほとんど知りませんでした。
-何にもないところ。
-アフリカのどこかにあるんだと-うな…というくらいの印象でした。
-西海岸の国、貧しい
-トーゴという国自体を、今回初めて知ったため、事前の印象はありませんでした。
-正直なところ、西アフリカは危険で治安が悪く、行っては良くない所だと思ってました。
-未知
-アフリカの1つの国という認だけで、特別な印象は無し。
-初めて聞いたのでどんな国なんだろうと思いました。
-トーゴが地理的にアフリカ大陸のどこにあるのかも分からず、アフリカという一つのくくりでの認識しかありませんでした。
-印象は特になかったです。
-特になし
-西アフリカの小さな国
-トーゴという国が初耳でした
-トーゴという国を知りませんでしたが、人の暖かみを感じました。苦しいことを乗り越える、より苦しいことと共存している、という言葉が印象に残りました。

やはり、印象自体がないというかたが多いですね。 メディアに取り上げられる数の少なさが伺えます。
試しにGoogleで トーゴ と検索してみてください。
その検索総数と、"アメリカ"のそれを検索すると、、、
どちらかというとマイナスなことばが並んでいます。
印象がないところは、マイナスイメージになりがちなのかもしれませんね。  

何語が話されているのか?ビールがアフリカ一美味しいと言われているその理由は? その答えは歴史にあります。
http://www.togo-go.com/history.php


では 、みかさんのガイド後のみなさんの感想を。
問:本日のイベントに参加された後のトーゴの印象を、参加される前の印象と比較して教えてください。
-陽気で未開拓の国
-一番衝撃を受けたのは、平均寿命が50歳前後だということにもかかわらず、皆日常生活を本当に満喫していることでした。それは彼らの笑顔から見て取れました。
-貧しくても心が豊かな人が多い国。
-心が豊かな人達がたくさんいて、すごく楽しそうな国だと思いました。 お金も食料もあまりないけれど、人々の笑顔絶えない様子が印象的でした。
-楽しそう、分からないから行かないのはもったいない
-厳しい状況でも皆笑顔でなんとか乗り越えている、そしてその様子を表していた藤澤さんの写真や動画が印象的でした。日本人のテイストに合わせたからか分かりませんが、料理も食べやすくてびっくりしました。
-日本と比べると経済的に貧しい国だが、人が温かいということが、みかさんのお話から伝わりました。
-人の心が優しくて、ぜひ行っていたい場所だと思いました。最初の自分の思いが良くない先入観だと思いました。それと併せて、幸せって何か、そういうことももっと考えてみたいと思いました。
-貧しさを辛さとせず、笑顔で生きている姿、現実を理解できた。
-生活レベルに関しては印象との差異が少なかったが、現地の人々が笑顔で過ごしている姿を知り、印象が変わったというより、やっぱりそうなんだと安心させらた。 -日本と比べると貧しい国だけど、温かい人ばかりでみんな幸せそうに生きている印象を受けました。
-参加以前は、アフリカは貧しい国が多いとしても、都市部などでは比較的水準の高い生活をしているのではないかと考えていましたが、プレゼンなどの写真から予想以上に厳しい生活を強いられているのだなと感じました。
-人の温かさを感じられました。 -私たちとは全く違う環境の中でも、トーゴの人たちが明るく楽しく生きている様を見て勇気づけられました。
-貧しくても楽しく過ごしていることを知り、貧しいからかわいそうという概念が揺らぎました。
-「アフリカ=危険」と思っていましたが、写真や動画から伝わってくる雰囲気が優しくて素敵でした。服が仕立てというのがとても印象的でした。


みかさん、一番伝えたかったことがみんなに伝わってますか?
ただ、みかさんに限らずガイドが見ているのは国のホーンの一面で、情報も限られているし、個人的な感じ方です。

ランチトリップではメディアや無意識の固定概念を意識し、それを二次的なものに変えるところまでしかできません。
一番いいのはやっぱり、いってみて感じることかな☆

ではではみなさま、have a good weekend*


Crew Ami


2011年9月5日月曜日

LTトーゴ便写真

本日、LUNCH TRIPトーゴ便がありました!
ご搭乗された方、ありがとうございました。
さっそく、写真をPICASAにUPしましたので、ご覧ください♪
FACEBOOKにも後ほどUPする予定です。

2011年8月28日日曜日

LUNCH TRIP FUKUOKAコスタリカ便ご報告☆























Dear Lunch Trip Crews and passengers,

福岡在住のかおりです!

あみちゃんからLunch Tripの話はずっと前から聞いていたのですが、
このたび色々なご縁が集まりまして、

ここ福岡にて8月21日(日)に

LUNCH TRIP FUKUOKA コスタリカ便を開催させていただきました☆



ガイドは福岡在住ただひとりのコスタリカ人

グスマン・カルロスさんとその奥様なおさん☆




お料理は

なおさんと、

おいしいお弁当やさんBLANCのりょうこさんが

ブリトーなどのコスタリカ料理を準備してくれました☆

とてもおいしくてボリューム満点で大好評でした♪




まずは

コスタリカ料理をいただきながら、「楽しかった旅」についてpassengers同士で

話してもらいながら緊張もほぐれたところで・・・


ガイドのカルロスさんによるプレゼンタイム☆
カルロスさんがクイズや写真をたくさん盛り込んだ資料を映写しながら

コスタリカの魅力・不思議について語ってくれました!


passengersとコミュニケーションをとりながらの双方向性のプレゼンだったので

どんどん盛り上がって、passengersからどんどん意見や質問が!

プレゼンの後に予定していたフリートークタイムはほとんどとれませんでした^^;




FUKUOKA版にアレンジされているので本家のLUNCH TRIPとは異なる部分もたくさんあると

思いますが、また今回は初回なのでつたない部分がたくさんあったと思いますが、

全員が楽しめたとてもいい会になりました!

今回LUNCH TRIPに興味を持って企画を一緒にしていきたいと言ってくれたpassengerもいます!
次回をすぐに開催できるか、どのような形になっていくかはまだわかりませんが・・・

福岡でこういった会を開ける
素敵な機会を与えてくれたLUNCH TRIPに感謝します!ありがとうございました☆




2011年8月25日木曜日

ランチトリップTOGO便のお知らせ

こんにちは、9月4日(日)のランチトリップTOGO便のお知らせです!


今回のランチトリップガイドは、H.I.Sのスポンサーを得て、世界中を旅していた藤沢実果さん。
世界中を旅していたミカさんが特に印象に残っている国、TOGOのお話をきき、の料理を食べます。キュートでパワフルな実果さんについて、詳しくはこちらをチェック!
http://www.his-j.com/tyo/special/chuntari.htm




正式エントリーは下記URLからお願いします。
http://enq-maker.com/fee1r8C
参加される方は数に限りもありますので、8月28日(日)までにエントリーお願いします。


●日時;2011/9/4 11:15-14:00


●集合:浜松町南口改札11;15


●旅先レストラン;カラバッシュ
とてもおしゃれなアフリカンレストラン!
アクセス
JR「浜松町」南口S5階段金杉橋方向出口(S5階段)より徒歩90秒
都営浅草線&大江戸線「大門」駅B2出口より徒歩4分
都営三田線「芝公園」A3出口より徒歩6分
住所 〒105-0013 東京都港区浜松町2-10-1 浜松町ビルB1
TEL/FAX 03-3433-0884


それでは、皆さまのエントリーお待ちしています☆

--
Blog(CELL) http://moblogger.r-stone.net/blogs/9221744512583385892
Blog(PC) http://lunch-trip.blogspot.com/
Blogに投稿:お名前を書いて、 lunch.trip.passenger@blogger.com へ送信!
質問はお気軽に、 lunch.trip@gmail.com へどうぞ。

2011年8月9日火曜日

Москва я люблю тебе!




ズドラーストヴィチェ!

先月からロシアのモスクワに来ているPassengerの小泉献子です。

この国はつっこみどころ満載で、危険な事と不便な事も多いですが、楽しく生活しています。


よく寒くないの?と聞かれますが、夏は普通に暑くて先月は30度を超える日も多かったくらいです。

しかし、あっという間に涼しくなってしまって今は朝晩は肌寒いです。

一ヶ月前は公園に水着や裸の人がたくさんいてびっくりしましたが、今思うと本当に短い夏を楽しんでたんだなと思います。





あみのリクエストがまず食事!と言うことなので、食べ物について少しレポートを書きます。

ロシアと言えば、ピロシキですかね。

「ピロシキ」は惣菜パンの総称で、日本でみかける揚げたものではありません。「おにぎり」のパンバージョン?みたいな感じです。

色んな具の種類があって、キャベツ入り、肉入り、卵入り、ジャガイモ入り、キノコ入り、リンゴ入り、チーズ入りなど、そんな風に注文します。


モスクワは世界でも有数の物価の高い町ですが、食べ物は日本より安いです。ピロシキは1つ15ルーブル(45円くらい)で買えます。






主食は黒パンだと思います。他にはマカロニ、米(長細いもの)、グレーチカ(そばの実)などをよく食べます。

あと、なんと言っても乳製品が多いです。スープなどにスメタナ(サワークリーム)がよく入っているし、タバローグというカッテージチーズの様なものが、ケーキや菓子パンのようなデザートには欠かせません。私はシロークというタバローグがチョコレートでコーティングされているお菓子が大好きなのですが、ロシア人の友達が「これはカロリーが高いから危険だよ!僕のお母さんもこれが大好きで、毎日食べているからすごく太っている」と言っていました。笑

それから、ケフィールというかなり酸味のある濃いヨーグルトドリンクもよく飲まれています。他にもヨーグルトの種類はたくさんあって、乳製品売り場は日本のスーパーの4倍くらいあると思います。


ロシア人が「体にいいコーラ」と言って飲んでいるクワスという飲み物(かなり独特の酸味のある炭酸)や、そのクワスを使ったスープなど、変わった味のものも時々見かけますが、基本的に美味しい物がたくさんあります。


ちなみに、現在ロシアのマクドナルドのCMで「美味しい」という日本語が使われているので、最近はみんな「オイシイ」という言葉を知っているみたいです!!!


では、ダスビダーニャ!






2011年7月19日火曜日

Taj Mahalへ!

ナマスカール!

LTCrewなぁほ☆@INDIAです。
インドのPUNEに2ヶ月間、研修できています。

LTPassengerかじかじと2ヶ月違いで訪印!
(かじかじのブログはこちらをチェック!)
ただいま、PUNEは雨季です。日本はものすごく暑いということですが、こちらは逆に曇りや雨の日が続いて涼しいです。

本日は海の日!日本は休日ですが、インドはもちろん休みじゃありません!
先週末3日間(金-日)でデリー・アーグラに小旅行に行ってきました。

7月15日は、インドは満月。
タージマハルでは、満月の日と前後2日間の計5日間、NIGHT VIEWといって夜特別に見ることができます。
そのときの様子を少し書きます。

事前に。
NIGHT VIEWは前日までに予約が必要!
私たちは、事前に旅行会社に頼んで、チケットを手配してもらいました。
チケットを手配するときに、パスポートNOや誕生日などの情報が必要でした。
入場料:750ルピー(昼間に入るときと一緒)
時間はこちらで指定できないらしく、私たちは、20:30-21:00の回でした。
人数は20人ほど。

当日。
30分前までに、チケット売り場に行くと、ポリス(!)がいて、NIGHT VIEWの受付をしているので、受付を済ます。
カメラはOKで、携帯は持ち込み禁止です。携帯でも写真を撮りたかったけどやむなく断念。。



受付を済ませて、8:20位に、バスにのってタージマハルの東門へ。



東門の前で厳重なセキュリティチェックを受ける。
タージマハルの門の前は昼間は勧誘でワイワイしていますが、夜はお店は全て閉まっていて静か。
ポリスにつれられ、タージマハルへ。
観賞場所に行くまでライトが照らされていますが、観賞場所につくと、一斉にライトが消され真っ暗。




こちらが、NIGHT VIEWでみたタージマハル。(真っ暗でぼんやりと・・・)

満月の光に照らされて噴水に映し出されたタージマハルが幻想的ででした。
しっかりと目に焼きつけてきました。
時間は30分と限られているけど、行ってよかった。

インドに行く機会がある方は是非!

2011年7月7日木曜日

フィンランド便のお礼

Dear LunchTrip Passengers,


日曜日はお忙しい中LunchTrip to Finlandに参加していただき、ありがとうございました。
お楽しみいただけたでしょうか?
マティ君の素敵なプレゼンテーションにて、フィンランドに関してのプラスマイナス両面からみることができたのではないかと思います。

みなさんの暖かい空気の中、ガイドマティ君もとてもお話ししやすかったようです。
以下の感想をもらいました。

"I really enjoyed the event, it's very easy to come to talk when everything is oganised so perfectly, and you just have to walk in basically.
The concept is also really great and I hope I could participate your meetings in future too - is there any way you could stream them online for overseas audience?"



今回は「日本は、私たちはどうだろう?」と考えるワークショップ時間を取ることができませんでしたので、ここで少し。

フィンランドと日本は歴史的な深い絡みをもってきたわけではありませんが、
歴史上記録に残るほどの高度経済成長で生活水準を一気にあげ、教育水準を高く保つなどの共通点もあるように思います。

マティ君は最後に「フィンランドの若者にとって、今政治はsexy topicである」といっていましたが、
日本の私たちにとってはどうでしょうか。
個人的にはエジプト便にて大使の言葉を思い出していました。
「エジプトの若者も日本と同じだった。社会や政治とは別世界で生きていたが、革命で変わった。
だが、社会的満足度が高い日本では、(地震が起きても)同じことは起りにくいのではないか」

しかし、フィンランドでは生活水準が世界で一、二を争う高い国ですので、政治への無関心は生活水準の高さや社会満足度だけでは測れないのではないかと考えてしまいました。


2011年6月14日火曜日

LunchTrip フィランド便のご案内

Dear Passengers,

こんにちは、LunchTripCrewのamiです。
雨あがりの虹が楽しみな季節ですね☆いかがお過ごしですか?

今回も新たな取組みをさせてください。
訪日旅行者Matti君に、ガイドとして自国フィンランドを紹介していただきます。

*LunchTrip to finland LunchTripフィンランド便
日程 Date: July 3rd
時間 Time:17:45 @Daikanyama Station Front exit代官山正面口
旅費 Travel fee: 4500yen(lots of food+1drink)
旅先レストラン Restaurant :Finland Cafe (http://united-destinations.com/)
参加者数 Number of participants: limited to 30
ガイド Guide:Matti from finland
通訳 Interpreter: Ran
クルー Crews: Ami, Masa, Kyoko(currently staying in Japan)
主なガイド内容 Main Topics: Politics in Finland

フィンランド便へのエントリーはこちら:
To reserve a seat, please fill in the form here:
http://enq-maker.com/8ZnaNh5


○彼の出席する国際会議の予定により、"Lunch"Tripなのですが夜開催となりましたことをご了承ください。その分、お酒も楽しみましょう;)

○フィンランドについての基本情報をお調べいただけると、当日よりお楽しみいただけます。
facebookにもアップしていきますので、ぜひご覧下さい。


エジプト大使館便がlivedoor Blogに掲載されました

前回のエジプト便へご搭乗いただいた皆様、ありがとうございました。
お楽しみいただけたでしょうか。

一部、私たちの不慣れによりご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。

当日の様子はlivedoorブログにも紹介されております。
http://koko-hen.jp/archives/3224975.html

ぜひご覧ください!


2011年6月11日土曜日

プネ生活レポ② インドの街からナマスカール☆

こんにちわ☆
前回から少し間が空いてしまいましたが、引き続きインドの街をご紹介します♪

今回はプネの食文化についてです!

インドの料理と言えば、
タンドリーチキンやナンなど私たちにも馴染みのある料理が思い浮かびますが、
これらは北インドを代表する料理なんです。

プネの街はどちらかというと南インドに属するので、
北インド料理とはまた
ひと味違った料理を楽しむことができます。

南インド料理は、野菜を使ったメニューが豊富で、全般的にヘルシーなのが特徴です。

これはマサラ・ドーサ。
スパイスで味付けしたジャガイモを米の粉で作ったクレープのような生地で包み、少しずつ崩しながら酸味のあるカレースープにつけて食べる料理です。














別の角度から見るとこんな感じ。
お皿からはみでるくらいの結構な大きさです。
















こちらはウタパム。
インド風のチヂミといった感じです。
オススメはチーズがたっぷりかかったやつ♪
まろやかさが出ます。














インド滞在中には北インドにも行きましたが、
共通して言えるのは、どこに行っても出される料理のほとんどがカレー味だということ(笑)
日本の醤油のような存在なんでしょうね。

さて、インドの食文化でもうひとつ興味深いのが「ベジとノンベジ」です。

インドでは宗教上の理由などでベジタリアンがとても多い国です。
街中のレストランでも(なんとケンタッキーでも!)ちゃんとベジタリアン用のメニューがありますし、
スーパーで売られている食品なんかも動物性の成分が入っていないことを示すマークがついてたりします。

プネ滞在中はランチは会社から支給されましたので
会社の食堂で現地のスタッフたちといつも同じものを食べました。

出されるカレーは豆やジャガイモなど野菜のみの料理です。
(私は若干もの足りない気もしましたが…)
このあたりもベジタリアンの人への配慮があるのかもしれませんね。


2011年5月24日火曜日

プネ生活レポ① インドの街からナマスカール☆

こんにちわ☆
LUNCH TRIPでタイ便ガイドを担当しました、梶山大輔こと「かじかじ」です♪
先月からIT関連の研修に参加するためインドのプネという街に来ています。

プネはまさに今が夏!
毎日40℃近い気温の中、慣れない英語をフル活用して研修に励んでます。
今日はそんなプネの街をちょっとご紹介したいと思います。

<プネってどんなとこ?>
プネ(Pune)は、人口約500万人、国内では8番目に大きな西インドの都市です。金融と経済の中心であるムンバイのちょっと南に位置し(車だとだいだい3,4時間くらい)、インド国内の各主要都市とは空路・鉄道・陸路で結ばれています。
海抜600メートルの高原にあるため、かつては大都市の富裕層の避暑地として発達しました(実際、街中はリタイアした年配者たちが多いです)が、現在は教育・研究の中心地として、インドで最も多くの研究機関が存在します。


<プネはITの街>
プネは研究機関だけでなく、工業やビジネスの中心でもあり、特にIT産業がさかんです。市内にはいくつかのITパークが設けられ、多くのIT産業やソフトウエア開発会社の本部があります。インドのメジャーITカンパニーであるTata Consultancy ServicesやInfosys、外資系ではAccentureや日本のFujitsuのオフィスなんかもあります。


全面ガラス張りのオフィスビルたち。
東京ドームの何倍もある敷地に空と緑と調和した街並が広がっています。













こちらは居住区。
数棟がそれぞれ1つの公園を囲むように建っています。
ちなみに、日本では高層マンションは上になるほど家賃が上がりますが、インドでは下の階の方が家賃が高くなるそうです。
下の階になればなるほど物陰に隠れる度合いが増えるので日中涼しく生活ができるのが人気だとか。






<プネは日本人に優しい街?>
「地球の○き方」などのガイドブックを見てもあまり情報が載っていないプネの街ですが、実はインドで日本語学習者が一番多い街として有名なんです(実は自分もこの研修が決まるまで知りませんでした)。プネにある大学には日本語学科が多数用意されており、毎年1万人の学生が日本語を勉強しているそうです。
たしかに街を歩いているときにすごく日本語が流暢なインド人に何回か話かけられましたね。


プネで日本語を勉強している学生たちと。
こちらが英語で話しかけると、向こうが日本語で答えを返してくれるというなんとも不思議なコミュニケーションでした(笑)










次回はプネの食文化について紹介したいと思います☆

2011年5月22日日曜日

お片づけのお手伝いTRIP IN 宮城県多賀城市

五月四日から五日にかけて東北ボランティアにいってきました。
たった二日なので偉そうにはいえないけど、聞かれることが多いので、経験をシェアできればと書いてみます。

【ボランティアという用語について】
ボランティアっていうだけで「その偽善的な響きがやだ」という方もいると思います。
隣のおばさんちのお手伝い、といいなおしてみてはいかがでしょうか?
だからこの文章ではこれから”ボランティア”を”お手伝い”に言い換えてみますね。
何か疑うなら、まずやってみることがmyRule!
 
【目的】
・少しでも役立ちたい。
・私たち、俺たちが今行っても何も役立たない。だからここでできることをするしかない。という発言に疑問があったから。
・こうかもしれない、ああかもしれない、いろんなうわさが立つけれど二次的な情報ではなく自分の目と耳で情報を信じたいから。
・LunchTripをやっていたり、仕事でもたくさんの外国人に接する中で、日本人として今回の震災についてきちんと実体験として語れるべきだと思ったから。

【行く前の葛藤:ありがた迷惑】
 ご存知のようにGW直前には「お手伝い過多 いっても何もできません」という新聞記事が出ました。これはうそではないと思う。
  4月29日、宮城県お手伝いページhttp://msv3151.c-bosai.jp/からGW中も募集している自治体を探して電話すると、「ごめんなさい、今対応しきれない状態なんです」とのこと。中枢機能が麻痺してしまっているところが多すぎるのではないか、と仮説。
「ありがた迷惑になるかもしれないのでそれは嫌」ということで友人もいけなくり、一度はあきらめかけました
けれど、この被害の大きさ÷お手伝い数だと、明らかに足りないのは明確何じゃないかと思った。
だから、FACEBOOKで行ったとかいてある友人3人に連絡をとると、みなが口をそろえて「足りてない」という。
そして、行きたいという別の友人をみつけた。彼女は家族にかなり心配されてたし、本人もかなり不安だったみたい。でも、彼女の意志が勝った。
東北の現地にいる友人から「多賀城市なら直接朝行けばお手伝い可能」というお墨付きをもらえたので、いくことに決定!

【交通】
当日の朝、バスを取る。夜行で地元から仙台まで3500円。wowやすい笑!
新幹線で行くと朝つくのが早くても8時半になり、間に合わないと思ったので夜行にしました。
臨時バスはがらがら。意外にもよく寝れて、運転手さんに起こされて目を覚ますw
友人と合流して多賀城駅へ向かう。仙台から石巻に向かう電車にのって20分強。

【市役所でのマッチング】
市役所に向かう途中、「これでもう仕事はありませんといわれたら・・・」という不安もあったけれど、お手伝いためのお手伝いがやさしく迎えてくれた。
お手伝い保険登録もここでさせてくれる。
でもここから1時間くらい列に並んだ。なにやらマッチングに時間がかかっているみたい。
やっぱり、お役所仕事なのかなーなんて思ったけれど、この人たちを責めるつもりはぜんぜんありません。
彼らの胸にかかっている札をみて驚いた。
「岡山市役所派遣」「大阪市役所派遣」
このひとたちもお手伝いなんだな。。
彼らのお仕事は、毎日くる被害届を紙にまとめて、お手伝いとマッチングすること。
被害届は主に壊れた家屋に関するもので、一階の窓が壊れている/庭に他人の家の家具が着てしまっている/などなど。それに対し、男性●名女性●名、箒・たわしなどの数などを決めているようです。

【1日目の作業】
さて、マイクロバスに乗り5分ほどバスに乗り、早速作業。
一見、傾いてもいない立派な2F建て。家の中をみるとびっくり。1.8mまで水位がきたようで、何もなくなっていました。床もはがしてある。
私たちは、お庭にたまった油まみれの泥を取り除くのがお仕事でした。
団塊世代、一人暮らしの奥様のおうち。だんなさまは亡くなっていて、仙台に住む息子さんご夫婦と娘さんが家の中をきれいにしてくれたそうです。
私たちが作業し始めて第一声で、きてくれてほんとうにありがとう、と。ありがた迷惑なんて言葉はとんでもない、昨日も一日お手伝いさんが来るのを待ち続けていた、と。
そのほかにも私たちの近くに座って色々話してくださいました。
心臓病を患っていること。地震のときは家にいて、揺れが怖くて外に出て隣の奥さんと抱き合って震え上がっていたこと。隣の家の息子さんがトラックできて、「津波が来る、逃げろ!」といわれたので机の上にあったバッグだけ持って走って逃げたこと。老人ホームの前に車椅子の方々がいて、助けようとしたけれど大丈夫といわれたこと。避難所の小学校ではコンビナートが燃えているのが見えて、それが自宅の方向だったこと。窓から離れないと爆発するかもしれないという怖かったこと。
スコップを持って泥だしをしている間に、これだけのことを話してくれました。
私たち女性2人組みのぎこちなさをを見かねてか、「いつもはこんなもの持たないだろうに申し訳ない」「東京のお嬢さんにこんなことをさせて申し訳ない」しきりにおっしゃってました。
お昼は、何もなくなってしまった部屋の中で、掘り炬燵があった穴を囲んでいただきました。
持ってきたおにぎりを食べている私たちに、奥様は梅ジュースを炭酸で割った飲み物を出してくれた。それは冷たくて、なーんにもないこの家に見合わない、でも奥さんの優しくて上品な人柄が表れている味だった。
来ているひとたちは、地元のおじ様が3人、茨城から、千葉からが1人ずつ。そして大学生の男の子は一人が鹿児島、一人が東北大から来た子だった。みんなそれぞれ経験や地震に対する捉え方が違う。特に、鹿児島出身九州大学の子の周りでは、地震のニュースを3日後に知った人もいるくらい、別世界の出来事だという。行く前に「お前が行っても何ができることがない」と回りに言われ続けてきたとのこと。「ありがた迷惑といわれるのではないか、という不安を持ってきた」という告白をしたわたしに、激しく同意してくれたのも彼だった。

午後も作業を再開。楽ではないけれど、ぱっと顔をあげると自分の7倍進んでいるのを見るのはうれしいし、奥さんが喜んでくれる顔を見てくれるのもうれしい。
奥さんは明るくしていたけれど、やはり話し続ける中で時折本音を見せた。「老後のためにお金をためていたのに、TVも買い換えろっていわれたから買ったばかりなのに、がっかりだよ・・・」「車もなくして、家も全部リニューアルしなくてはいけないのに、160万円だって・・もらえるのはうれしいけど、何ができるっていうの」怒りをぶつけるのではなく、悲しそうにつぶやく声が、まだ耳に残っています。
お庭から泥だしをする作業の中、色々なものが出てきました。
割れた1Fの窓ガラス。ご主人が好きだった映画のCD。どこからか流れてきた苗。何かの申し込み用紙。生活の中、私の家の中にありそうなものがたくさんでてきました。恐ろしいことに、慣れてきてしまう自分がいたけれども。

3時になると強制終了。
もしもまた東北に遊びに来ることがあったら、必ず遊びにきてね。そういって住所を渡してくれました。
仲良く集合写真をとって、石灰をまいて。
私たちはここでいったん離れるけども、奥さんは「避難所ではプライバシーがなさすぎて 寝られない」といって、どうにか残った2Fのベッドに戻っていきました。
そう、お手伝いは本当に一瞬。一部しかできることはない。でも、同じ多賀城の避難の少ないおじ様方は毎週末通っていらっしゃるとの事です。
こうやって年配の方々ができないことを、少しずつでも手伝っていくことが必要だなと思いました、

【仙台市街での夜】
その日の夜は、まず仙台在住の高校友人と再会。
記憶のとおりアーケードは電気も人も活気もあった。
東京に実家があるにもかかわらず、一度も戻らずにすごす友人を、ご家族はさぞ心配しているはず。でも、「わたしなんて全然被害のないほう。ここに残って、少しでも経済をまわすことに決めたの」とのこと。昔からの根っこの強さが見えた気がしました。
震災後しばらくは、スニーカーにリュックという服装でしか動けなくなったけども、今は普通にパンプスを履いているとの事でした。

その子のお勧めで、利休へ。ここの牛タン、おいしすぎー!!硬さもちょうどいいです。
そこでも、お兄さんたちが話しかけてくれて。私たちが東京からとしると、かわるがわる店員さんがきて、僕は多賀城の出身なんだとか東京のこのエリアが好きだとか、色々話してくれました。
びっくり!仙台のひとってこんなにフレンドリーだっけ?というくらい。
(ここで初めて牛タンのタンはToungueで、終戦後米軍用のビーフのあまりを使った料理が始まりと知りました。とりびあーん。)
みんな順番にありがとうといってきてくれて、最後には売り物のクッキーまでいただきました。

教えてもらったバスで帰るも結局おりそこねてタクる。けれど、タクシーのおじさんがこれまた面白くて大笑い。
最後におじさんが言った一言をメモ。「東京に帰ったらね、お手伝いしなくてもいい、ここにきて少しでもおいしいもの食べて温泉でもはいってくださいって伝えて」。

【宿泊】
事前に行った友人のお勧めどおり、わたしたちはメープルユースホステルhttp://maple-yh.ftw.jp/ に泊まりました。夜は、他のお手伝いや学生たちと盛り上がり。お酒は飲まなかったけれど、ここのご夫婦がよく飲んで、また面白くて。寝泊りするだけならこれで3000円しなくて驚きです。
次は豪華に温泉宿でもいいかなーと思ったりしてます☆

【2日目の作業】
翌朝。多賀城市役所に行くと前日よりさらに人が減っていて、ほとんど待たずにゴー。朝からテンションの高かった私たちはバスで笑ったりしていたけれど、振り向くとその笑いを一瞬で吹き飛ばす風景が広がっていた。
そこには無数の車が横転していて、窓ガラスが割れていて、あったであろう人の暮らしが奪われていた。
昨日のお宅から10分も離れていないだろうに、被害状況がこんなにも違うのか。
車が通ったりするには問題ないけれども、お店はみな営業停止していて、家にも人の気配がない。
私たちが着いた家もまた、1Fが壊れていた。今度はまだ家の中の泥だしが終わっていない。昨日の家の泥だしがどれだけ大変だったのかということをこの時点で改めて感じた。
私の役目は、仏壇とその上においてあったものを洗うこと。
そこには、なくなったご主人の写真もあった。その写真についた泥を流しながら、ここからみえた泥の中の世界を想像した。
油と泥に埋もれた自分の家。生活用品が流れ出していく。自分の家のものが流れ出ていくところが想像できて、ぞっとした。
この写真から見る風景を思った。写真の色が流れていかないように注意しながら水で泥を流すと、そこには笑顔のご主人がいた。何もなかったように、笑っていた。
その後はお庭の掃除。この庭には紙ごみが舞って白い花のように散らかっていた。いや、もっと汚いか。ガラスと紙とそれ以外が混じった大量のごみを取り除くことが、私たちの仕事だった。

よく、ヘドロ交じりで臭かったでしょうといわれるけども、それはなかった。スコップも女性用に小さいものを用意していただいていたし、重いものは男性陣が運んでくれた。仏壇のものを洗ったり、奥さんのお話を聞いたり、女性にも役立つことはたくさんあるよ。

家主の80歳を越えたおばあさんとその娘さんは隣の町にアパートを借り、毎日片付けに来ているという。
途方もない作業なので、お手伝いに力を借りているというわけ。
おばあさんは自分が20代銀行勤めの頃に縫った着物が無事だったことをとりわけ喜び、何度も見せてくださった。
女性のおしゃれ心は、どんな状況でも変わらない。
私と友達はそのことを確信して、うれしくなった。

【帰京】
新幹線で帰京。二時間はあっという間の。
大学の先生によばれて学生の飲みに顔を出す。ぜひ、今私がやってきたことを伝えて、と。
(でもうまくいえなかったのでこうやって書いているんです)

思えば、お手伝いを依頼する人も市役所のひとも、利休の店員もタクシーの運転手も、
誰も「また来てね」といわなかった。
誰もが、言いすぎですよ、というくらい「ありがとう、そして申し訳ない」を繰り返していた。
彼らは何も悪いことをしていないのにね。

たくさんのひとに、FACEBOOKで見たよ、話を聞かせて!といわれたので、これを描きました。
そして、何より伝えたかった。直後のFBでも呟いた、以下のことを。
”経済を回すための消費は絶対必要。復興のための寄付も戦略も必要。でも、一人暮らしのお年寄りが泥まみれの家に戻るには、マンパワーがいるのです。
わたし非力だとずっと思ってたけど今回、ほんの少ーしでも役に立てたと思う。でも、圧倒的に足りない。もっと若い人たちの力が必要!”

東北に行ったという話から、「すごいね。えらいね。」という言葉をもらっても、正直あまりうれしくない。
それよりうれしいのは、「わたしもいこうとおもってるんだよ」「いってみようと思った」ということ。
もし迷っている人がいたらいってほしい。
今、私たちが行くことが誰かの人生を変えるかもしれないんだよ。おうちに帰れるってすごいことなんだから。
世界を変える●●みたいな本や会社がはやっているけれど、できることからやっていくことも必要なんじゃないかなーと思う。
もちろん、普段の仕事や消費は続行☆
要は、お手伝い不要論は不要ってことです☆

【目的に対する振り返り】
・少しでも役立ちたい。
⇒ほんの少したった。

・「今回は長期戦だから、私たち、俺たちが今行っても何も意味がない。だからここでできることをするしかない。という発言に疑問があったから。
⇒意味ある!特に若者のパワーは計り知れないと思う。
暑くなる前になるべく早く元の家に戻してあげないと、避難所にこれ以上いるのは厳しいと思う。
特別なスキルがあってそれを生かしにいくのがかっこいいと思っていたけれど、そんなことなかった。
特別なスキルより、向き合う覚悟が必要.
これに関しては友人のまーくんのtweetがうまくまとまっているので、引用。
”感受性の高い人は、とくに被害の大きな地域に行く際に、心の準備をしておくことが重要だと思う 実際に自分で被災地を見ることは確かに重要。 でも、なんの代償も無く見れるものでは決してない。そんなことが許されるところでは決してない。”


・こうかもしれない、ああかもしれない、いろんなうわさが立つけれど二次的な情報ではなく自分の目と耳で情報を信じたいから。
⇒野次馬的で悪いかと思ったけれども、現地の方からは「どんどんみに来て、忘れないで」といわれた。

・LunchTripや仕事で外国人と接する中で、日本人として今回の震災についてきちんと実体験として語れるべきだと思ったから。
⇒情報はまだまだ足りない。でも、東北の人が元気で前向きに過ごしているけれど、まだまだ助けが必要な現状は伝えることができるかな。

帰ってきて10日間たった日、チャリティファッションショーを見ていて、急に涙が出ました。
色々思い出しちゃって。

あーながくなっちゃった。
明日もお仕事がんばろうね;)ちゃんちゃん!

2011年5月16日月曜日

LunchTrip@エジプト大使館レポート

こんばんは、crewのきょうこです^^
先週の土曜日5月14日は、LunchTrip@エジプト大使館でした!

今回のLunchTripは、大使館という普段はなかなか入ることのできない場所でのスペシャル開催となり、
約70名のたくさんの方々が足を運んで下さいました。

大使からは、
今までは自分のことばかりだと言われていたエジプトの若者たちが、国の為に命をかけて革命を起こし、政治の在り方を変えたこと、
その際facebookなどのソーシャルメディアが大きな役割を果たしたこと、
革命後観光客が減りエジプトの経済は悪化し、日本もまた厳しい状況にあるが、協力して乗り越えていきたい、
とのお話がありました。
送信者 LT@エジプト大使館


その後の質疑応答では、
エジプトの教育はどう変わっていくのか?
エジプトの革命は他の中東の国や世界にどんな影響を与えるのか?
ソーシャルメディアが今後どのような役割を果たすことを期待するか?
革命は女性の権利へ影響を与えたか?
と、次々と大使への質問があがりました。

次の、エジプト協会のヤヘアさんによる革命時の写真のスライドショーは、
エジプトの若者たちの熱気が伝わってくるようなリアルな写真ばかりで、ヤヘアさんがひとつひとつ説明をしてくれました。
送信者 LT@エジプト大使館


最後に、お待ちかねの大使館シェフのエジプト料理を、おいしく頂きました♪
送信者 LT@エジプト大使館


今回、大使から直接お話して頂き、質問に答えて頂いたり、ヤヘアさんから革命時のリアルなエジプトの写真を見せて頂いたり、大使館シェフのエジプト料理を頂いたり、
とても貴重な機会となりました。
自分の国の為に奮闘するエジプトの若者たちの話は、私達日本の若者も、今の日本の為に何ができるのだろう?と考えるきっかけをくれたように感じました。


快くLunchTripとの共同開催を承諾して下さった大使をはじめエジプト大使館の皆さま、エジプト協会の皆さま、
受付等手伝って頂いた皆さま、素晴らしい通訳をしてくれたアブちゃん、そして参加して下さった皆さま、
crew一同心から感謝しております。

本当にありがとうございました。

それでは、次回のLunchTripをお楽しみに(*^_^*)/

LunchTrip@エジプト大使館の写真

LunchTrip@エジプト大使館の写真をアップします☆

2011年5月14日土曜日

大使館の入り口、集合場所

ついに当日!!
みなさん、今日は楽しみましょうね♪
大使への質問は準備できましたか??

集合場所を間違えないように、地図をはっておきます。




リンク:
http://maps.google.co.jp/maps/ms?ie=UTF8&hl=ja&brcurrent=3,0x60188b455c9d5a1d:0x6a61cfa02d1a1665,0&msa=0&ll=35.648284,139.702599&spn=0.000883,0.002596&z=19&msid=208508684347444987250.0004a2ed49a8cfd9eb7bd

2011年5月13日金曜日

lunchtrip_EGYPTIANEMBASSY on Ustream

当日、Ustreamで流すことになりました!
参加できないという方は、ぜひこちらからもごらん下さいね★

http://www.ustream.tv/channel/lunchtrip-egyptianembassy

2011年5月12日木曜日

LunchTrip@エジプト大使館プレスリリース

あのLunchTripマーク」をデザインしてくれたデザイナーあつが、
LunchTrip@エジプト大使館のプレスリリース用にこんな素敵な資料を作ってくれました!

2011年5月7日土曜日

エジプト大使館 キャンセル待ちフォーム

みなさまこんにちは!
GWもあと残り少し。
いかがお過ごしでしょう?


来週に迫ったLunchTrip@エジプト大使館ですが、
大使館に定められた人数70名を上回りましたため、ここで一旦受付を締め切らせていただきます。
ありがとうございます(^-^)/
キャンセル待ちは、こちらにて
受け付けておりますので、ご理解のほど、お願いいたします。

キャンセル待ちエントリーフォーム
http://enq-maker.com/5MmrTIB

今日はまた打ち合わせ♫
たのしみー(*^^*)

はじめてランチトリップにいらっしゃる方は、オフィシャルサイトもご覧くださいね。

Www.lunch-trip.com

2011年4月29日金曜日

LUNCH TRIP @ EGYPTIAN EMBASSY

こんにちは、crewのはせがわです^^

本当なら西アフリカのブルキナファソにいるはずの私ですが、情勢の悪化で先日急遽国外退避になり、現在日本に一時帰国中☆
ということで、LTにも一時復帰中♪

LUNCH TRIP@エジプト大使館のご案内をします↓

エジプトと日本は1ヶ月違いで世界を揺るがす大きい出来事がありました。
革命と天災は大きく違いますが、
「危険」のレッテルから観光客激減、という点では共通しています。
今回は、革命後のエジプトは、どこへ向かっているのか?人々の意識はどう変わっているのか?について、LunchTripGUIDEとして大使にお話いただきます。
ワークショップ後、大使館内で料理をいただきます、
...大使と直接お話できるまたとない機会ですので、ぜひご来場ください。

※集合時間と集合場所が変更しましたので、下記ご確認下さい。


2011/5/14 土曜
14:00-16:00
会費:4000円
集合場所:代官山正面口にLUNCH TRIPのマークをもったスタッフが立っておりますので、13:00ー13:30までの間にきて受付をしてください。
※受付に使用するため、名刺を1枚必ずお持ちください。
※大使館での開催のため、サンダル、破れたジーンズ、ハーフパンツはお控えください。
ご不明点があればlunch.trip@gmail.comまでご連絡ください。


for those who have pressed the attending bottom

we are going to send all you guys the e-mail about the detail of our event on 14th May at Egyptian embassy
that is why, if you don't mind jumping to the following ULR to fill the form.

http://enq-maker.com/ii3sk55

TIME
14:00-16:00

ENTRANCE FEE
4000yen

MEETING PLACE
Front exit at Daikanyama Station13:00-13:30

If you have any questions, please contact me. lunch.trip@gmail.com

2011年4月22日金曜日

ウユニ塩湖レポート~天空を映し出す巨大な鏡~

LTブログ初投稿させて頂きます。
LTでは2009年12月アルゼンチン便のガイドをさせて頂きました「たくちゃん」こと太田原です。現在、仕事の都合で南米のペルーに赴任しております。
南米スペシャリストの地位を固めるべく、ラテン文化に囲まれながら日々勤しんでおります。ペルーにお立ち寄りの際はご一報下さい。

さてさて、先日ペルーの隣国ボリビア、ウユニ塩湖へ旅行してきたのでそのレポートをさせて頂きます。

【ボリビアってどこ?】
北と東をブラジル、南東をパラグアイ、南をアルゼンチン、南西をチリ、西をペルーに囲まれた南米に2つある内陸国のうちの一つ。南米最貧国です。
標高が高いことでも有名で、首都ラパス(憲法上の首都はスクレですが事実上の首都はラパス)は標高3,600~4,000mに位置しており、世界で最も高い所に位置する首都として小・中学校の教科書で紹介されていたように記憶してます。



【ウユニ塩湖??】
 標高3,760mに位置する塩湖。面積は12,000㎡、なんと四国の半分程の大きさ。深さ12m程。アンデス山脈は地殻変動によって海底が隆起してでき、アンデス山脈に繋がっているウユニは塩湖になったそうです。雨季(12月~3月)には塩湖表面に雨水が溜まり、空を映し出す巨大な鏡面へと変貌を遂げます。これが何ともいえない絶景を作り出してくれるのです。以下、僕が撮った写真をご覧下さい。


















 もはやどこが空でどこまでが塩湖なのか、わからなくなってしまいますよね?
 昼は真っ青な空を映し出す鏡面とどこまでも続きそうな広大な景色を利用してトリックピクチャーを撮って楽しみました。夕焼けは本当に綺麗な景色で、言葉もなくただただ見とれてしまいました。そして夜は、、、(カメラの性能が悪くての撮影することができなかったのですが)この世のものとは思えないほどの景色が広がります。夜空には無数の星が、ウユニの澄んだ空気と高い標高にも助けられ燦然と輝き出します。ウユニの鏡面はそんな星空をも映し出してしまうのです。上を見ても下を見ても広がる無数の星、皆さんは想像できますか??夜はかなり冷えるのですが、僕は寒さも忘れてその絶景に魅了されました。
  あまり文才がなくこの絶景を表現しきれないので、以前NHKのWonder×Wonderで取り上げられた際のフレーズをここで引用させて頂きます。

「南米、アンデス山脈の懐にワンダーが広がっていた。
白く輝く塩の大地が彼方まで続く。ウユニ塩原。
訪れた者は言う。ここは地球ではない。
神への祈り。純白の大地は一変する。
それは天空を映し出す巨大な鏡。
奇跡への旅が今、始まる。」





【How to get toウユニ??】
  ラパスからの行き方は色々あるようですが、今回僕の行った方法を紹介します。

<行き>長距離バス:ラパス→ウユニ(所要10h)
<帰り>電車&バスのコンビネーション(所要10h)
      電車:ウユニ→オルロ(7h)
      バス:オルロ→ラパス(3h)






行きも帰りもラパスからの所要時間は同じですが、雨季だと雨で道が悪くなりバスが動かなくなることもあるので、電車とバスのコンビネーションで行く方がおすすめです。ただ電車は毎日運行しているわけではないので、事前にスケジュールを立てていきましょう。

【アコモデーション】
  ウユニの町に着くとツアー会社と交渉をして、塩湖とホテルまで連れて行ってもらいます。塩湖内(&周辺)の主要ホテルは以下3つです。
1. Playa Blanca:塩湖内にある塩ホテル。シャワーもなく、お湯も水も出ずトイレも汚い。ただ塩湖内にあるので景色は最高。水、電気なしという一種のサバイバル感も共有できる為ホテルに泊まった人たち同士はかなり仲良くなれる。
 
2. Luna Salada:塩湖周辺にある塩ホテル。お湯もエアコンもついており、設備はウユニ周辺ホテル随一。但し、塩湖までの距離がかなりあり、夕焼け朝焼けや夜の星空を映し出した塩湖の景色は拝むことができない。 <写真なし>
3. Salar de Uyuni:塩湖周辺にある塩ホテル。上記1、2のホテルの中間といった感じ。お湯も出るしエアコンもある。塩湖までの距離は3kmであり徒歩圏内。標高3,700mで3kmの徒歩は結構しんどいが、夕焼け朝焼けと夜の星空をみる為なら問題ない。


 ちなみに僕は3.のホテルに泊まりました。日本の旅行本には紹介されてないみたいで、現地に着いてこのホテルに変更する日本人客も多くいました。

【必要日数&費用】
  ペルーに住んでいても3泊4日の旅となりました(ウユニ1泊、バス・電車内2泊)。日本から来る場合は更に+2~3日は必要となるでしょう。社会人の方は1週間の休みが最低でも必要ですね。改めて南米の広さ&(日本からの)遠さを感じます。
  費用は合計11万円位でした。日本からですと更に+15~20万円位は必要でしょう。ボリビアでの出費(宿泊費、バス・電車代、食費、土産など)は5万円程でした。

【感想】
  僕がウユニ塩湖を知ったのは6年前、大学の授業の合間に友人とおしゃべりしていた中でその名前を耳にしました。興味本位でググってみると、一瞬にして画面に釘付けになりました。載っている写真がどれもこれも凄い。「地球に生まれて、良かったぁ~!!!」と表現されている方までいました。以来、僕の中で「地球に生まれたからには訪れたい場所」の一つとしてウユニ塩湖はその名を連ねておりました。
 今回そんな6年越しの思いを胸に旅行してきたわけですが、「地球上にこれを凌ぐ絶景ってあるのかな?」というのが率直な感想です。今後自然や景色をみて、これ以上の感動を味わうことができるのだろうか。今から不安になってます。
「地球に生まれたからには訪れたい場所」が特に決まっていない皆さん、ウユニ塩湖をノミネートしておいて損はありませんよ。奇跡への旅を始めましょう!

2011年3月27日日曜日

ヨルダン便 ありがとうございました!

3月20日、まさのガイドでヨルダン便を行いました。
ヨルダンって、どんなイメージ?
中東というだけで、なんとなく危なそう、イスラム厳しそうというイメージを抱いている人は多々いるのではないのでしょうか。
まさのプレゼンはそれを変えてくれましたよね。

そのあとのワークショップでは、ターゲットごとにヨルダンPRの方法を考えてもらいました。
ターゲットは、大学生/若手社会人/中年/シニア層でグループにわかれてもらいました。

そのあと、店長(わたしたちは社長と呼んでいます)に、実際のヨルダンって、中東はどうなのかインタビュー。

アンケートでは、
イメージだけで判断しないことの大切さを知りました。
ヨルダンにいきたくなった!などのうれしいコメントがありました。

■携帯からも見れるアルバムはこちら!
https://picasaweb.google.com/lunch.trip/LT04#

■過去のLunchTripの写真はこちら!
https://picasaweb.google.com/lunch.trip

2011年3月23日水曜日

ヨルダン便写真

こんばんは。LTなぁほです。
先日ありました、3/20のヨルダン便の写真をUPします!
レポートは後ほど、お楽しみに!

2011年3月15日火曜日

東北大震災と今週末のLunch Tripヨルダン便

LunchTripCrewのあみです。

東北大震災が起こってから3日。
ひどい被害で、目をつむるとあの津波が襲ってくる風景が浮かびます。
映像でみた私でさえこれだから、現地で実際の生活を失ったひとはどれだけ辛いだろう。
瓦礫の間を何かさがしていた親子。そこに津波警報がなり、小学生の男の子が泣き叫びながらお父さんにしがみついていました。
本当に怖かったんだろうな。
きっとわたしが簡単に理解できる範囲じゃないと思う。

帰宅に戸惑る、モノが壊れる、朝電車がストップ、会社にいけない。
被害といえばこれくらいで、あれから東京に住むわたしの生活自体は結局あまり変わっていなとおもいます。
今だって、わたしはこうやってラジオで音楽とニュースを聞きながらIpadでこれを打ってる。違うのは、節電のため、部屋が真っ暗なことくらい。

でも、気持ちが全然違う。
人生観が変わった、というとプラスに聞こえてしまうのですが、本当に大切な人達のことをより強く考えるようになった。
それから、なんだかすごい量の情報を取り入れすぎて、インプット疲れしている状態です。
今回の災害ではSNS、とくにTwitterが本当に助かりました。
電話やメールはタイムリーには繋がらないし、命のための電話を必要としているひとの回線を奪ってしまうことになるから。
Twitterを家族に作らせたくらいです。
でも同時に、テレビラジオメールTwitterで常にインプットばかりしていました。
デマ、感動話、被害者や炊出し情報。
そして原発、計画停電、電車の状況。
直接被害がないわたしたちでさえ、取るべき情報が多くて気疲れしますよね。わたしは今日電車が運休で自宅待機でしたので、余計にアウトプットできない膿が溜まって行ったのだと思います。
でも、現地で寒いなか、大切な人や家や仕事をなくした人がいると思うと、滅入ってばかりいられない。
自分の非力さが本当に悲しくなって、何かしたくなるけど、まずは今できる目の前のことをやって、経済活動やひとの笑顔を作る活動をやめないこと。
寄付や節電・情報をアップデート。そして、いつも通りの活動を、自分にできることをやっていくこと。
それしかないのかな、とおもいます。


だから、やります。今週日曜日のLunchTripヨルダン便。
やるの?という質問をいただいていますが、
交通機関が麻痺したり、余震が続いていたり放射線が東京に届かない限り、実施(運航)します。
いつものように美味しくて楽しくて学べる飛行機空間を演出します!
やっぱり、東京にいるわたしたちが元気ださなきゃっ☆


ランチリップのかたは外国語堪能な方が多いと思うので、周りの外国人にぜひ説明してあげてください。
都内にいても、なんだかわかっていないひと、情報がいっていないひとはたくさんいるはずです。
わたしは、意味があるかわからないけども外国人にFACEBOOKで発信ということをやってみました。
まぁ、みんなわかっているんだろうけど、一応。

今日、あるPassengerの方からメールをいただきました。
「あみ、LTで誰かボランティアしないのか。テレビを見ているだけでは嫌だ。いてもたてもいられない。現地に行きたい」
わたしは、今回の被災生活は長期化するだろうから、そのなかでサステイナブルな効果をもったことをしたい。だから少し待ってほしい、と答えました。
正直、すごく自分が偽善者に思えます。ほんとはすぐにでも何かしたい。けれど、行って見てじゃあ寝るところは、何ができるのかというと即効性のあるスキルがとても限られている私には、あとから何かしっかりとした企画というカタチしかできないのです。ごめんなさい。

また、今回初参加する小林くんから嬉しいメールがきました。
「僕も、前をむかなければ歩みを進めることはできないと思っています。、当たり前の日常を取り戻すためにも。」
FACEBOOKにLTをやります、と堂々と書くのははばかられ、地味に自分のページに載せていたのですが、みてくれていたようです。ありりがとう。

というわけで、みなさまの笑顔のご搭乗お待ちしてます。

2011年3月13日日曜日

LTヨルダン便について

みなさん、こんばんは。LTCrewなぁほです。

地震被害の大きさに、正直驚いています。
被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。
被害が最小限で留まることを祈っております。

3月20日(日)LTヨルダン便は今のところ予定どおり、開催する予定です。
実施時間を12:30~14:30としておりますが、終了時間が多少前後する場合がございます。
※レストランが15:00までのため、それ以上長くなることはありません。

それでは当日お待ちしております。

2011年3月10日木曜日

ヨルダンのfashion

ヨルダン便まであと11日。
ということで、ヨルダンの「買う」のうち私の好きなファッションを調べてみましたが、あんまりないですねー><。


男子のみなさま!
ヨルダン人女性は美人ですよー☆
ラニア王妃も、ほらほら・・・
きれい!
40歳を過ぎているとはまったく思えません。
モデルみたいだね。
http://www.47news.jp/photo/photoOasis/129935.php


結構イスラム教としては寛大なほうらしいです。
スタバやキティちゃんのパンツもみつけたー!
http://kiyotani.at.webry.info/201005/article_6.html

世界

お久しぶりです☆はせがわ@西アフリカブルキナファソですっ

気がつけばもう3月・・・前回の投稿から1ヶ月以上空いてしまったので、近況をざっと★

先月はガウアというブルキナで唯一の世界遺産がある街で、幼稚園の教員向けの研修会を開くのに行ってきました。
とはいっても世界遺産を見に行くような時間はなく、野菜や荷物にまみれてでこぼこ道を車で5-6時間乗ったり、ゴザの上に雑魚寝で連泊したり、という感じでしたw

でも研修会は私自身学ぶことが多かったし、全部良い経験でした^^


先週1週間は、私のいる首都ワガドゥグで、2年に1度の映画祭FESPACO(フェスパコ)がありました。
フェスパコにはアフリカ中の映画が集まってきて上映されたり、同時にアフリカ各国の布や雑貨等の出店が出たり、
普段首都のわりにはのんびりとした雰囲気のワガドゥグが、たくさんの人でとても華やいでいました*

ちょうどフェスパコ期間中、友人の友人(あとで説明しますが、とっても素敵なヒトなんです!)がわが家に滞在していて、
幼稚園もスト(最近多い;)で休みだったので、案内がてら私も思いっきりフェスパコを楽しんでしまいました♪

映画は南アフリカのドキュメンタリーを見て、出店ではモリタニアの布を買いました♪(今仕立て中なので楽しみー)


さてさてその友人の友人(って今はもうすっかりともだちっ)の彼女、
なんと旅先で出会った人の夢を叶える世界一周の旅というものすごく素敵なことにチャレンジ中なんです^^

「自分ができることと、
自分の周りにいる誰かができることを
少しずつ集めたら
今までできないことができるんじゃないかな。

そんな想いを形にすべく
世界中の誰かの夢を叶える旅をしています」

そうです^^ぜひ彼女の旅チェックしてみて下さい。

詳しくは↓(HISを始めソフトバンクや名立たる企業も彼女を応援してますっ)
http://www.his-j.com/tyo/special/chuntari.htm

そして、ちなみに紹介してくれた友達というのはランチトリップパッセンジャーのおおたくん☆
彼も現在世界一周中!

って世の中そんなに世界一周する人がいるんだなぁ…
私もいつか一周してみたいなぁ☆


そうそう、彼女と話していたら、なんと共通の友人が他にも数人いることが判明して大盛り上がり!

世界は意外と狭い…?

2011年3月6日日曜日

メーリングリスト更新中

こんにちは。CREWのなぁほです。

現在、LUNCH TRIPのメーリングリストが届かない!という方が多く、他のメーリングリストに変えるかどうかを検討中です。状況を更新次第、ご連絡させていただきます。

LunchTripヨルダン便のご案内

みなさんこんばんは!おひさしぶりです。LTCrewなぁほ☆です。
LUNCHTRIPヨルダン便を3月20日に行います。以下、詳細になります。是非ご参加ください。転送大歓迎!


*********
【LunchTripヨルダン便】
LUNCH TRIPは2か月に一回、ランチしながら旅しちゃおう!というコンセプトで作ったグループです。都内の異国料理レストランを巡って、その国にいったことのある方のガイドでその国に思いをはせ、ちょっとだけ詳しくなります☆今回はヨルダン料理を食べつつ、ヨルダンについて一緒に旅に出た気分になりましょう。
旅が好きな方、ヨルダンに興味ある方、是非ご参加ください。

◆ガイド
まさ(去年の夏にヨルダンに個人旅行をした経験をもとにファシリテートします!)

◆日時
3月20日(日) 12:30〜14:30
12:20に神田駅北口に集合してください。

◆レストラン
地中海レストラン 神田 ALMINA
http://r.gnavi.co.jp/ga0z100/

◆参加希望の方は
コチラへアクセスしてエントリーお願いします。
http://enq-maker.com/6b2AJv/
人数が定員に達し次第、エントリーを締め切らせていただきます。
※すでにメールで参加表明いただいた方はエントリー不要です。

◆参加される方へ
会の中でワークショップを行います。
「ヨルダンについてのPR」をグループに分かれて考えていただきます。
事前に本またはインターネットで「観る・食べる・買う・遊ぶ・泊まる」の観点で調べてきてください。LUNCHTRIPのブログでも適宜UPするので、チェックしてみてください。http://lunch-trip.blogspot.com/

では、お待ちしております

LT on Facebook!LIKEを押してね♪

Yay!たくやくんのおかげでFacebookとBLOGとTwitterの連携、できたー^^!!
Likeをおしてね★




畠田ダウン「戦闘力ゼロになりました・・・」
空田ダウン「俺、もうだめだ・・・」

おやすみなさい!!

ミーティングand作業合宿@箱根

Amiです。
いま、LunchTripCREWsは箱根の山奥 パウエルという謎のホテルに缶詰で、ミーティングと作業を行っています。
今まで改革しようと思っていたことや、ヨルダン便の準備がメインです。

たくやはFACEBOOKとtwitterとこのブログの連携、企業FACEBOOKページの作成などを行ってます。ビバ!たくや!
まさはヨルダン便のパワポをいきなり作成。明日朝のミーティングでワークショップまで持っていくというムチャぶりを見事に乗り越えました。ビバ!まさ!
なほは新メーリスを選定したり、ヨルダン便メールの作成したり、過去のパワポ載せのための準備を行っています。やる!なほ!
あみはランチリップヨルダン便カードの作成とメーリス探しをしてます。

美味しい食事と温泉、この時間にはお酒も入ってみんな作業に熱中☆★
仕事も遊びもこんなに働くなんて、なんてデキル男女なんでしょ。
さ、あみも戻ります!
面白いブログを見つけたので、載せておきますね♫

ヨルダン食べ物事情
http://lifesketch-in-jordan.spaces.live.com/blog/cns!D958E4974673D011!179.entry

ヨルダン食べ物事情2
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Forest/5191/jordan2.htm

2011年3月5日土曜日

2011年3月4日金曜日

情報について考えてみた

みなさんは電車の中で何してますか?
わたしは本またはiPhoneでTwitterとかブログなどを読んでます。
とにかく、すきま時間があれば何か活字を読んでしまうの。
新聞、ブログ、Twitter、雑誌、本。どれも重要な情報源。最近はラジオの素晴らしさも再認識。耳から入る情報って想像力をかきたてるし、何かしながら最近のトレンドや曲が聞けるのがいいの。
で、ほとんどの情報をうけるときわたしはそれを真に受ける。
いや、むしろ情報がほしいからそれを読んだり聞いたりするんだけど、「疑ってかかる」ことを忘れがち。

一ヶ月前くらいかな。
マンナンライフの蒟蒻畑のパッケージに大きく「この商品は細かく噛み砕いて食べてください。そうでないと、死にます」と最後の四文字が赤く大きくかかれた写真がTwitterで出回った。
みんなウソお!とかいいつつRT(ReTweet=広めること)していた。わたしもへぇ、ここまでやるんだ、と思って流していた。
で、そのあと「あの情報はウソだった」というリンクに「騙された」という言葉付きのTwitterが回ってきた。
わたしも勿論騙された方。
その間わざわざドラッグストアに蒟蒻畑を確かめにいくなんてしなかった。
その「ウソだった」というリンクに飛ぶと、そこには「これはただの加工写真。twitter民はなにも考えないアホか」と書いてあった。わたしはあまりtwitterに依存していないと自覚していたけど、ちらっと一瞬みた情報が本当だと無意識のうちに信じてたんだよね。

日曜日個展メンバーで飲んだとき、装飾のきょめがいった。
「あみ。やっぱ、教育ってすごく大事だよ。最近わかったことなんだけど、人気ランキング4位以内の映画しかみない、という層がいるの。これをみてみたい、とかではなくて、ランキングでしか選ばないんだよ」
きょめは映画関係の仕事をしている。そして大学時代わたしが教育学部で教育を愛していたこと、学生で論議になるといつも「最後は教育が一番大事」と言っていたことを知ってる。そんなきょめが続ける。
「何か商品を買うときに、ランキングだけで判断するのってすごく危なくない?だってランキングは操作されてるかもしれないんだよ。現に@COSMEとかサクラ絶対いるっしょ」
この後、雰囲気のいい三軒茶屋のカフェでこの話は盛りあがった。
RANKINGRANQUEENという店が新宿にも渋谷にもあって、待ち合わせの間にわたしもよく流行りものチェックする。いつだって流行りものは最先端の技術を持ってて楽しいから。たった5分くらいの間に買うこともしょっちゅう。
ある意味、お店ごと「他の女の子のお墨付き」なわけだから。けど、この業態が不思議だって中国人ジャーナリストが書いているのをみたことがある。やっぱ西洋東洋の話だけでなくて日本だけのものなんだとおもう。中国人はラグジュアリーブランドロゴが大きく書いてある服やバッグ好きだけれど、この文化はないみたいだから。
今の消費者は賢くなって、なにか購入をするときにその価値を最大限に高めるために事前調査をするのが当たり前になった。前なら知り合いの口コミを聞くベースだったのが、食べログなり@COSMEなり楽天の旅サイトをみてきめるようになっている。
よく言われるAIDMAの法則が変わってきてる。
わたし自身3つとも利用する。だって失敗したくないんだもん。

でも、何かを究めようと思ったら、失敗を恐れてランキングばかりみていたらいけないと思う。
例えば美容師や美容員さんが@COSMEで人気のものばかり追っていたら新しい流行はできないでしょ。映画は、まぁ古くなるものだけど、でも早くになんでも見る人がいるから最初の流行ができる気がする。
わたしは今回SOCIALNETWORKを2日目にみたけど、これは事前調査をしなかったよ。しなくても見たいと強く思ってたからね。
だから、事前調査をするのが悪いんじゃない。流されるときは、それを自覚できればよいと思うの。

でもそのときに、「この情報も百パーセント本当ではないかもしれない」と考えておく余裕をもつこは、すごく大事。
それって多分情報に対する教育で解決できる。
例えば学校で気になる新聞記事を切り抜け、と言われたじゃない。それを発表して終わらせるだけでなくて、「同じ事件でも新聞によってこれだけ違う」という授業をやるだけで、すごく変わる。
ほんと、そのとおり。


私たちが触れているあらゆる情報は、実は誰かの思惑がかかっていることが多いから。そして誰もが自分のなかに「固定概念」を持っていて、それを通して書いているのだから。固定概念は、残念ながら大きな組織にいると気づかないように文化として形成されていく。

日本には記者クラブというものがあり、そこには限られた人しか入ることができないようになっている、らしい。わたしはあるツテで外国人記者クラブにはいったことがあるんだけど、逆に言えばツテがないと入れない。
日本の大手新聞やテレビはこの記者クラブに全て加入しているから入れるけど、ネットで活躍してるジャーナリストや地味な雑誌の記者などは入れない。この記者クラブは政府によって運営されているから、記者たちが世論と反してまで政府にがっつく必要はない。
じゃあよく政治的スキャンダルとか取り上げられるけどそれってどういうことよ、というとそれは雑誌やネットからの告白がほとんどらしい。
リクルート事件以外の政治事件は、全てが雑誌かネットからで、記者クラブに参加しているところから発症してでたものって殆どないんだって。ショックじゃない?
と、こう書いていてなんだけど、わたしもこれを今Jwaveで聞いたので、どこまでほんとかは分かりません。w
ただ一つ言えることは、私たちがいつも真実だと思い込んでいる「安心情報」は、必ずしもそうではないということ。
対面でさえとっても騙されやすいわたしがいうのも変なんだけど、だからこその実感なの。
でも、じゃぁ全てを疑うっていうのも難しい。
だからわたしは、なるべく生の情報を取りたいと思う。そして、なるべく多くのリソースで比べたいと思う。

もちろん、全てのことに対してそんな時間はない。でも、間違えた情報や操作された情報によって偏見をもたれて嫌な思いをする人を、少しでもなくしたいの。

シリコンバレーでインターンしていたとき、家の近くでインド人が殺された。理由は、「ターバンをしていてアラブ人だと思ったから。」驚愕だよ。これは、アラブ系、イスラム圏、ターバンをしている人が全員危ない思わせる報道があったことが原因だとおもう。自分たちの生活の怒りを、全てそこに向けようとしたんだよね。
イスラエル出身の友人ヤエールは自分が中東人だというだけで危ないとみられることにジレンマを感じてた。
新大久保の小学校の子供達はとても元気だった。歌舞伎町の隣街だから、外国人も日本人もごっちゃまぜ。でも、中学にいくと外国人の生徒は一気に勉強も友達もできなくなり、高校進学率がすごく悪くなる。色々理由はあるけれど、そこにいわれのない差別やイジメがあることは、調査からも明白になっている。

マスコミ批判をしたくてこれを書いたんじゃない。
マスコミ情報はわたしにとっても社会にとっても、絶対に必要なインフラ。でもそれを流すのが人間である限り、何かしらの意図や思いが込められていることを、わたしたちは忘れてはいけないと思う。
だいぶ長くなったけれど、LUNCHTRIPを始めるに当たっても考えていた事だったので、改めて書きました。

そして。
今後わたしたちLUNCHTRIPは、この点についても取り組んで行こうとも考えています。
特に外国についてのニュースや情報を、斜めからみる機会を。
詳細は、近日中に!!

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