みなさん、こんにちは!
3月26日(土)に行われた「スイス・ジュネーブ便」についてお伝えします。
今回の会場となったのは立正大学。
立正大学は1924年に設立された、仏教系の歴史ある大学。
日蓮教学のひとつ、立正(正しい教えを立てる)の精神に学ぶことを理念としています。
スイスの国旗で飾った素敵な会場に、今回は約50名ものpassengersがお越しくださいました。
スイスというと、アルプス山脈や永久中立国、ラクレットチーズ、アルプスの少女ハイジなど様々なイメージがあると思いますが、今回のテーマは「難民」。スイスについて楽しく学びながら、「難民問題」について学び、真剣に話し合う貴重なフライトとなりました。
さて今回の目的地はスイスのジュネーブは品川区の友好都市。
ゲストのお話にもあったように、品川区とジュネーブが友好都市になったきっかけは、品川寺(ほんせんじ)というお寺にある大梵鐘。海外に搬出された際、行方不明になってしまった鐘を当時ジュネーブに留学していた学生が発見し、1930年に戻されるという出来事がありました。その後品川寺は新たな梵鐘を鋳造し、ジュネーブにあるアリアナ美術館に寄贈。この交流をきっかけに、当時の品川区長とジュネーブ長が「友好憲章」に調印し、友好都市関係になりました。
今回は品川区から「わ!しながわプロジェクト」のコースターととっておきの品川区マップ、スイス大使館からはスイスのガイドブックとデザインマップのプレゼントがありました。
まずはスイスにゆかりのあるゲストからのお話♪
かんくんとあずきちゃんは2013年品川区友好協会・青少年ホームステイ事業の派遣生として、約2週間スイスに滞在。
ナタリーさんは、ジュネーブ生まれのジュネーブ育ち。日本語と書道を習うために来日し、今はフランス語の先生として日本で働いています。
実体験をもとに、スイスの食文化やオススメの観光地についてたっぷり話してくれました。
有名なレマン湖での花火の数など途中にクイズをはさみながら、正解者には景品が♪
楽しいお話&クイズの後は皆さんお待ちかねのランチタイム♪
今回は会場が大学ということもあって、異国料理のプロ「たいがさん」が
スイス料理をケータリングしてくれました。
彩り野菜のサラダ(ラクレットソースがけ)やアルペンマカロニ、牛肉のクリーム煮などスイスの定番家庭料理が並びました。
おいしいランチの後は、今回のテーマでもある「難民問題」について
元国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐日代表の滝澤三郎先生に、現代の難民政策や、スイスの難民受け入れの事例について講演いただきました。
日本ではまだまだ難民受け入れが進んでいませんが、ヨーロッパでは、スイス・ドイツをはじめとして、多くのシリア難民を受け入れています。
ちなみに、滝澤先生はNPO法人 国連UNHCR協会の理事長として、日本国内の難民受け入れの啓もう活動も行ってらっしゃいます。春からは難民によるコーヒーショップなど、難民活動に対するクラウドファンディングも行う予定です。
滝澤先生の話を踏まえてのワークショップでは、日本国内への難民受け入れの賛否について議論しました。
ほとんどのグループが難民受け入れに賛成していましたが、一方で受け入れにともなう懸念(財政負担など)についても指摘され、とっても議論が盛り上がりました。
スイスには、ハイジやチーズ、といったイメージだけでなく、国連、難民受け入れ、等多様性を受容する国民性があるのですね。
みなさんランチを楽しんだ後には、元国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐日代表の滝澤三郎先生に、現代の難民政策や、スイスの難民受け入れの事例について講演いただきました。
日本ではまだまだ難民受け入れが進んでいませんが、ヨーロッパでは、スイス・ドイツをはじめとして、多くのシリア難民を受け入れています。
ちなみに、滝澤先生はNPO法人 国連UNHCR協会の理事長として、日本国内の難民受け入れの啓もう活動も行ってらっしゃいます。春からは難民によるコーヒーショップなど、難民活動に対するクラウドファンディングも行う予定です。
滝澤先生の話を踏まえてのワークショップでは、日本国内への難民受け入れの賛否について議論しました。
ほとんどのグループが難民受け入れに賛成していましたが、一方で受け入れにともなう懸念(財政負担など)についても指摘され、とっても議論が盛り上がりました。
スイスには、ハイジやチーズ、といったイメージだけでなく、国連、難民受け入れ、等多様性を受容する国民性があるのですね。
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