2015年2月11日、パレスチナにゆかりのある、岩浅さん、向井さんを招いて、パレスチナ便を運航しました。
従来のイメージではない「パレスチナ」を教えてくださるのにふさわしいお二人でした。
ジャーナリストの堀潤さんもご搭乗くださいました!
続いて、Part 3 (完結!編)
ここでは、パレスチナ便のお食事、ワークショップや、パッセンジャーのみなさまからの声、そして、パレスチナ便を振り返ります。
※パレスチナ便レポートは、全部で3つあります!
Part1 はこちら
Part2 はこちら
★ランチタイム
今回のメニューは、タブーリサラダ(パセリのサラダ)、ホンモス、ピタパン・・・といった、本場パレスチナ料理♪
手前の緑のが「タブーリサラダ」
ホンモスと一緒にピタパンにはさんでいただきます!
そして何と言っても、目玉は「羊の丸焼き」です!
パレスチナでは、お祝い事があるときに食べるようです。
アルミーナ店長のシャディさんが、当日の朝4時頃から仕込みをしてくれました。
羊の丸焼き♪
アルミーナシェフのシャディーさん(左)
美味しくボリュームもあり、パッセンジャーのみなさまからも大好評の一品でした!!
★ワークショップ
ワークショップでは、「日本の人にパレスチナを伝えるには?」というテーマで考えました。
聖書にもコーランにも載っているところに行ける!という情報を、ジャパネットたかたの(元)社長に話してもらい、実際に来て「思ったよりもよいところ」と感じていただいたあとに、パレスチナの問題を考えてもらえれば・・・といったアイデアが出ました。
★私たちには何ができることは?
お二人のプレゼンの最後、パッセンジャーより、政治的な問題がある中で、私たちはどういった貢献ができるのか?という趣旨の質問がありました。
私たちは政治の問題に直接介入することはできない。しかしながら、目の前で困っている人たちはいるわけで、パレスチナに継続的に支援していく必要がある。
経済的に力をつけていくことができれば、いずれはイスラエルと対等になれるかもしれない。
お二人からはこのようなコメントをいただきました。
私たちそれぞれの行動が、すぐに大きな効果となるのは難しいかもしれません。
ただ、一人でも多くの人が、パレスチナに想いを寄せ彼らのために何かできれば、少なくとも自身が関わった人たちの意識や想いを変えることはできるかと思います。
それは、延々と、長い道をあてもなく歩いて行くのと同じことかもしれない。
現地で何か活動をしなくても、例えば旅行に行ってみる、パレスチナの名産品を買ってみる、レストランでパレスチナ料理を食べてみる・・・そういった身近な行動も、私たちにできる支援。
今回の便をきっかけに、パレスチナに興味を少しでも持っていただけたら本望です。
最後にみなさんで記念写真♪
★パッセンジャーのみなさまより・・・
パレスチナ便にご搭乗いただいたパッセンジャーのみなさまからいただいたコメント、一部ご紹介します♪
*パレスチナ=ガザ、というイメージが変わりました。
*歴史を知って、逆に被害者の部分があることがわかった。
*安全な地区とそうでない地区の確認が出来た事、観光客数が多い事など、肝心な情報を学べました。
*日本のが行っている中小企業支援団地計画の素晴らしさに驚きました。
*以前1度パレスチナに行ったことがあったので、改めて安全な国を再確認しました。また、訪れた時は、なかなか政治的な話題に触れることができなかったので、同じく訪れた方々の話などが聞けてよかった。
*パレスチナ問題に希望を見いだすかというと、聞けば聞くほど、まだまだ長い道のりだなと。
*パレスチナは危険という印象しかなかったけれど今回のランチトリップで訪れてみたいと思いました。地域の人たちの暮らしをもっと知りたいです。
*危ない紛争地域というイメージから、本当は歴史と自然豊かな美しい国であり、またパレスチナの人々は、土地を追われたかわいそうな方たちで、決して乱暴な人たちではない、ということを知りました。
*観光する国としてイメージがわかなかったのですが、一つの選択肢になりました。
… いかがでしたか?
みなさまには、テロと空爆ではない「パレスチナ」を見ていただけたかと思います。
農業が盛んなジェリコの街並み
★スピンオフイベント開催!
予想外にもすぐに満席になってしまった、今回のパレスチナ便。キャンセル待ちいただいた方もたくさんいました。
パレスチナ問題を理解するためには、彼らを取り巻く歴史等を知る必要がありますが、今回は時間の関係から、深く取り上げることができませんでした。
そのような背景から、スピンオフイベントとして、特別便を開催することになりました。
こちらもおかげさまで満席となってしまいましたが、別途、日本にいるパレスチナの方々を招いての Lunch Trip など、ご要望があればぜひ企画したいと思います。ぜひ、お声掛けください!!
パレスチナ便 Crew
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